ご案内

アメリカの大学院を卒業しシリコン・バレーで複数のアメリカ企業(HP, eBay, Ariba, Amazon)に勤めたMasaが、仕事に使う道具としての英語の習得法を解説しています。英語はスポーツと同じで練習すれば誰でも上手になります。効果的な練習方法を知りたい人は、キンドル本になった「知って得する英語練習法」を読むか、ITエンジニア向けに作った無料アプリ「IT英語」を読むか、あるいはアップルBooksにある無料の「IT英語」を読みましょう。英語は翻訳せずに使います。効果的な練習をすれば、日本語ができる人は必ず英語もできるようになります。Masaはかつてシリコン・バレーでITエンジニアとして働きながら、英語で英語を教えるアメリカの教育者向けトレーニング(TEFL 80H)も受講し修了しています。英語でさんざん苦労したMasaは、英語で苦労した事がないネイティブとは教え方が違います。入試勉強で学んだ文法と単語と発音のみでは英語を話せるようにはなりません。大事なのは英語表現をカタマリとして覚えることです。

新しい生徒さんに最初にお伝えする大事な事は次の三点です。
1. 言葉は音が基本。読み書きは会話の後で。

2. 練習は視る、聴く、話すの順で。
3. 聴く能力と話す能力は別。

会話ができるようになるためには、ひたすら会話の練習をします。知らない単語や表現は聞き取れないので、知っている単語や表現を増やすために、英語の動画と字幕を使います。同時にシャドウ・スピーキングを使って、話す練習をします。思った事を自然に英語で口から出すのが目標です。日本語から英語に翻訳はしません。英語のまま理解し、理解した事を英語のまま話します。

初級者が英会話で「できる」水準に到達するには1000時間の練習が必要です。毎日11時間英語を使う究極の状況なら3ヵ月かかります。そこで英語国に留学するなら、最低3ヵ月は滞在しないといけません。もし毎日3時間英語を使うなら1年かかります。英語学校に通っても、宿題なしで毎週1時間という遅いペースだと20年かかります。英語を学ぶには練習に費やす時間数が大切で、毎日1時間使っても3年はかかります。Masaのレッスンでは英語の映画を使ってシャドウ・スピーキングの宿題を出します。この宿題で練習時間数を稼ぎます。宿題で聴く練習はできるので、生徒さんとお会いする時は話す練習が中心になります。Masaが映画について英語で質問を出し、生徒さんがそれに英語で答えるという方法です。(中上級者にはさらに英語のニュースやTED Talksも視聴してもらい、それについて質問します。)

宿題では同じ映画を3回英語音声で視ます。最初は英語字幕を出して、知らない単語があればそのつど映画を止めて辞書を引き、単語の意味を日本語で理解します。これで字幕の意味が分かるので、2回目は英語字幕を視ながら英語のセリフを英語で繰り返すシャドウ・スピーキングを練習します。これで意味と音が結びつきます。3回目は英語字幕を消して、再度シャドウ・スピーキングを練習します。聞こえた英語のセリフをなるべくそっくりに口から出すためには、ヘッドフォンやイヤフォンが便利です。俳優のセリフを自分の口でモノマネできれば、シャドウ・スピーキングは完了です。すべてのセリフが真似できなくても、8割ぐらいのセリフが真似できれば十分です。この練習で本番に使える英語表現の数を増やします。なお映画は最初から最後まで視るのに時間がかかるので、映画のチャプターごとに3回ずつ練習してもかまいません。

宿題以外で生徒さんにお願いしているのは、独り言を英語で言う練習です。音として口に出さなくても、頭の中で英語で言うだけで良い練習になります。初級者はまだ知っている英語表現の数が少ないので、なかなか言いたい事を英語で表現できません。ぴったりする表現を知らない場合、それに近い表現を頭の中から探してみましょう。独り言なので他に聞いている人はいません。単語ひとつだけでも独り言になるので、ムカつく(disgusting)とか、冗談じゃない(no kidding)、勘弁してくれ(give me a break)といった、よく映画にも出てくる表現を普段から独り言として練習しておけば、いざという時に思わず口から英語が出てきます。

Frequently Asked Questions (FAQ)
1. 英語の映画を練習に使うのはなぜ?
映像と言葉の音を組み合わせる事で、状況に応じた言葉の意味がよく分かり、いっそう覚えやすくなるからです。それに映画なら内容も面白いので、教材がつまらなくて挫折という心配がありません。映像があれば身振り手振りも覚えられるので、身体言語の多い英語の練習には最適です。初級者は子供用のアニメ映画から始めます。Masaもアニメ映画が大好きでよく視ます。

2. 初級者、中級者、上級者の間でレッスンの何が違うの?
使う映画が子供向きから中学高校生向き、さらに大人向きになる事と、教材として動画だけでなくポッドキャストや英字新聞を使うようになる事、それに会話中心から会話と読み書きが半々になる事です。会話の速さは最初から普通の速さです。使う単語の数が初級者は少なく、上級者は多いというのが大きな違いです。上級者のレッスンには電話での会話、会議での発言、発表(TED Talks)なども加わります。目安としては、TOEIC 730点までが初級者、860点までが中級者で、それを超えると上級者です。

3. 家で英語の動画で練習するなら、レッスンは要らない?
英語動画を使ったシャドウ・スピーキングで英語を聴く練習は家でできます。でも思った事を英語で話す練習はひとりではできません。レッスンでは生徒さんにたくさん英語を話してもらうために、視た映画について話します。それだけでなく、過去一週間で何をしたかも話していただきます。自分から話題を提供するという能動的な練習をするためです。映画で使われた表現を覚えるテストもします。宿題を通じて得た疑問にもレッスンの中でお答えします。生徒さんは日本語で質問できます。

4. 英語の読み書きの前に会話を練習するのはどうして?
これが実は日本の英語教育の最大の欠点です。英文を読む事は英文和訳とは異なり、文を英語のまま順に理解するという行為です。英語はアルファベットという表音文字で書かれているので、文字に意味はありません。英文を頭の中で音読してその英語を聴いて、先頭から順に理解するという作業が英文を読むという行為です。つまり英語を聴く能力がないと、英文を読む事はできません。英語のまま理解した文を覚えておいて、後でそれを使って英文を書くので、まず会話を先に練習します。日本の英語の先生は日本語で英語を教えるので、翻訳中心の授業をします。でも翻訳は会話とは違う技術なので、こうした授業では英文を読む練習にはなりません。英文を英語のまま順に理解できないと、TOEICやTOEFLの点数も上がりません。

5. 文法の知識は会話に必要?
会話に必要な文法は語順と時制と仮定法です。これは英語動画で表現を覚えると自然に身に付きます。日本語でも同じで、ふだん文法を意識しながら言葉を話す人はいません。状況に応じた英語表現をカタマリとして覚えるので、意識しなくても「文法的に正しい」会話ができるようになります。中学で習った語順と時制と仮定法だけ理解していれば十分で、レッスンの中でも再度説明します。

6. 発音を練習するにはどうしたらいい?
シャドウ・スピーキングで俳優のセリフをモノマネします。同じ音に聞こえるようになるまで、何度も口の形や舌の位置を調節します。でも一番大切なのは単語に正しい強弱アクセントを付ける事で、アクセントさえあれば英語に聞こえます。日本語では抑揚が大事で、英語ではアクセントが大事です。iOS版「IT英語」アプリに発音テストがあるので、これを使うと自分の発音の弱点が分かります。

7. レッスンは何回受ければいい?
これは生徒さんのゴールによります。英語動画を使った宿題のやり方はすぐ分かるので、2回のレッスンで満足する人もいれば、3ヵ月と期間を決めて始める人もいます。毎週1回のレッスンが標準なので、3ヵ月なら12回です。なるべく短期間に集中して練習する方が効率が良いため、長くても1年で区切りを付けるようにしています。レッスンの回数よりも毎日何時間を宿題に使えるかが大切です。毎日1時間を英語の練習に使える人は、毎日30分練習する人の倍の速さでゴールに到達します。

8. 練習時間を増やすには?
夜寝るときや朝起きるときにAFNを聞くと効果的です。通勤・通学の時間も英語の練習をします。辞書を引いた単語の意味と発音を覚えたり、これは使えると思う表現を覚えるのは家にいなくてもできます。日本語のテレビを視る時間を減らして、そのかわりNHKの海外向け英語放送をネットで視聴します。BBCの英語放送もネットで聞けるので、運動しながら、あるいは料理しながらでも聞いて英語に慣れます。中級になると英語のポッドキャストも使うので、これなら歩きながらでもシャドウ・スピーキングができます。ただし、車の運転中は運転に集中するために英語の練習はしません。

9. 英語の世間話はなぜ難しい?
仕事の会話よりも世間話が難しいのは、話題がころころ変わるからです。そのため色々な分野の単語を知らないと会話になりません。仕事の会話なら使う単語も限られており、よく知っている分野なので話題も豊富です。ところが大人の世間話となると、こうした縛りがないので語彙力が試されます。経済の話、政治の話、芸術の話、科学の話、音楽の話、食事の話、洋服の話、教育の話など英語のニュースを普段から聞いていないと知らない単語や表現が出てきます。地球温暖化について自分の意見を言ったり、消費税の使い道について自分の考えを英語で言えますか。こういう場合は自分から得意分野の話題を出して、会話をコントロールするという技術も必要です。例えば最近開店したレストランに行った話は食いつきの良い話題です。オチがある失敗談も人気があります。逆に自分の自慢話は避けましょう。

10. 本を読めば英会話は上手くなる?
もちろんなりません。英会話はスポーツと同じで、練習しないとうまくなりません。泳ぎを学ぶには水の中で体を動かします。自転車に乗るには何度も転んでバランスの取り方を覚えます。英会話を学ぶにはたくさん英語を聴いて話します。それには英語の映画を視てシャドウ・スピーキングをするのが一番です。よく使う英語表現を宿題を通じて頭に入れたら、次にそれを使って自分より上手い人と英会話を練習しましょう。

11. 子供に英語を教えるにはどうすればいい?
子供には英語を学ぶ動機がないので、親がお手本を見せて一緒に学ぶのが一番です。それに子供だけ英語を学んでも使わないとすぐ忘れるので、英語を話す友達をどこかで見つける必要があります。親が子供と英語で毎日会話する時間を設けるのも良い練習になるので、ここでも英語の子供用アニメ映画が役立ちます。もしお金があれば、毎年夏休みに1ヵ月ぐらい外国に行き現地の子供と現地語で遊ぶと、子供はすぐ上達します。

12. ビジネス英語を学ぶには
日本語には特有のビジネス表現があり、新人は研修やOJTで学びます。電話の取り方やメールの書き方、会議での発言の仕方などが含まれます。英語にもビジネス表現があり、インターンや新人がOJTで学びます。ただし英語には敬語がないので、普段の会話とビジネスの会話に大きな差はありません。英語のビジネス表現を学ぶにはビジネス場面の多い英語の映画が役立ちます。中級から上級に相当する生徒さんが学ぶ英語です。ビジネスで使うメールの文例はたくさんインターネット上で見つかるので、「business mail example」で検索します。ただし見つかるページは英語なので初級者には向きません。ビジネス英語を学ぶには中級者に相当する実力が必要です。電話の取り方はコーチと組んで練習します。

2013年9月19日木曜日

不加算名詞と単位

アプリ「IT英語」はiOS7で動作確認済みです。あまり凝ったコードではないので素直に動きます。

ところで「水をくれ」を英語にすると、give me a cup of water と水の単位を明示しなければなりません。このように常に単位は何かを明らかにするという考え方が日本になかったのはなぜでしょうか。気ばたらきの日本では聞き手が話者の意図を察するので、「水をくれ」といったらコップに一杯の水と考えるのが常識だからでしょうか。また英語にある accountability (説明責任)という言葉が日本になかったのはなぜでしょうか。会話において話者にちゃんと説明する責任があると考えるのがアメリカ式で、聞き手が察するのが日本式です。アメリカだと、分かっている人なら他の人にちゃんと説明できるはずだという期待があるので、知らない事を人に訊くのは恥ずかしい事ではなく良い事とされています。聞き手に話した事以上の解釈を求める日本では、いろいろ質問するのは逆に「察しの悪いやつ」という評判が立ってしまいます。会議で嬉しそうに質問するアメリカ人とめったに質問しない日本人を見ると、言語より文化の違いが共意(communication)の妨げになる心配があります。

2013年9月8日日曜日

日本で英語を使う方法

英語も日本語もサッカーのように普段から練習しないと上手くなりません。インプットの「視る」と「聴く」は映画のDVDを視聴すれば練習になるとして、アウトプットの「話す」と「書く」はそう簡単にはいきません。もちろん一人でも「英語で実況中継」や「英語で独り言」をやればある程度の話す練習にはなります。でもあまり面白くないので続けるには強い動機が必要です。Siriに話しかけるのも限界があります。人に話しかけて話題を膨らませるのに較べると、どうしてもドキドキ感が足りませんし、他の人から新しい英語表現を学ぶ機会がありません。そこで志を同じくする人どうしで集まって、英語で話す練習をするのが一番だと思います。学校でも英語研究会みたいなクラブがあったように、日本人なんだけど英語で話すクラブがあってもいいかと思います。今はSNSとかでそうした集まりを開くのは簡単なので、英語を話したい人が勉強会を開くつもりで、できれば毎日1時間ぐらい英語だけで話す練習をしたいところです。そうした集まりには時々ゲストを呼んで新鮮な話題に触れるといいでしょう。あるいはYouTubeやTEDのビデオを見て、そのテーマについて話し合うという手もあります。そこに英語のコーチがいればなお良いでしょう。

2013年7月26日金曜日

助動詞は気分動詞

英語の must, shall, can, may は日本語だと助動詞と言います。ところが英語ではこれらを modal verbs と言います。なぜ modal かというと、これらは話者の気分を表す動詞だからです。英語の mode は mood と同じく気分を表します。だから助動詞と呼ぶのは間違いで、気分動詞と呼ぶのが正解です。話者の気分を表す動詞だと理解すれば、その使い方にも納得が行きます。

2013年7月17日水曜日

TEFLコース修了

将来プロとして人に英語を教えるために、BridgeのTEFL Educatorコースを受けました。英語を母国語とするか、または母国語に近いレベルで使える人向けに作られたコースです。でも決して難しいコースではありません。恐らくアメリカの高校を卒業していればAが取れるようなコースです。このコースを受けてみて、日本の英語教育がいかに時代遅れかがよく分かりました。日本語を使って英語を教えているようではダメです。でも単純にネイティブと英語で話せばいいという事でもありません。英語を英語で教えるにはそれなりの知識とトレーニングが必要です。もし英語学校に行くなら、TEFLかTESLまたはTESOLなどのコースを終了した先生が教えてくれる学校を勧めます。外国の英語学校だと、こうした修了書を持っていないと英語教師として働けない所もあります。日本はそのあたりが曖昧です。

追記:さらにビジネス英語教育と幼児英語教育について学びました。ビジネス英語教育の知識は今後とても役立ちそうです。

2013年7月14日日曜日

「IT英語」が電子書籍の理由

ITを使って英語を練習する方法を伝えるのが「IT英語」の目的です。読者には「IT英語」を最も必要とするであろう20代のソフトウェア・エンジニアを想定しています。この本のページには他のサイトへのリンクが貼ってあるので、紙の本では不便です。また紙の本として出すだけの販売数も見込めませんので、電子書籍として出版しました。スマホでもタブレットでも読めるし、そのままインターネットを使って英語の練習もできます。配布ルートとしては Apple iTunes Store、Google Play、Amazon AppStoreの3種類があります。世界レベルのソフトウェア・エンジニアになるには英語は必須の道具です。読者の皆様からのご意見、ご要望をお待ちしています。

2013年6月22日土曜日

IT英語 1.3

「IT英語」バージョン 1.3をまずAndroid向けに出しました。左右へのスワイプでページの切り替えができ、またダブルタップでズームインができます。これでiOSとAndroidの間で使い勝手をほぼ同じにしました。本は語句を2カ所直しただけなので、本としては前の版とほぼ同じです。

追記:iOS版も出ました。本の内容はAndroid版と同じです。なぜかiOS版の方がAndroid版の10倍人気があります。なおiPadの画面回転にともなう不具合を修正したため、iOS版のバージョンは1.3.2です。

2013年6月13日木曜日

単語と文法だけでは

筆者はかつて、英語というものは単語と文法を知っていれば使えるものだと思っていました。でもそれは大きな誤解でした。自然言語の文法は有限の文例から帰納されたものです。当然例外があり、自然な言語表現を作り出すには文法だけでは不十分です。さらに言語には文脈があるので、そこから切り離して単語だけ並べても自然な表現になりません。機械翻訳の欠点はこれです。文法的に正しくても意味不明な表現はたくさんあります。極論すると、99%の人は前に聞いたり見たりした表現を組み合わせて使っているだけです。新しい表現を創り出すのは残り1%の芸術家です。だからインプットを増やせば、アウトプットも増えます。自然な英語を話すには、自然な英語をたくさん聴いたり読んだりする必要があります。日本人のほとんどは、日本語の文法など知らずに自然な日本語を話しています。英語でも同じです。ただし大人になってから短時間で身につけるには、日本語の知識を利用して英語を学ぶために辞書を使います。文法には例外があるので、なるべく数多くの文例を体で覚えるのがベストです。単語と文法だけでは言葉は使えません。

言いたい事に対する表現方法は、日本語を話す、英語を話す、歌を歌う、ダンスを踊る、音楽を奏でる、絵を描くなどいろいろあります。表現の引き出しを増やすのがインプットの目標です。英語を話すには、引き出しに入れた表現を取り出して使います。引き出しの数が多いほど表現が豊かになります。

2013年6月1日土曜日

「IT英語」言葉の練習

赤ちゃんが母国語を習う順序は「視る」「真似する」が先で「聴く」「話す」「読む」「書く」が後です。社会人は学生と違って昼間は仕事で忙しいので、通勤時間とか休日などに小間切れの時間で英語を練習することになります。でも基本は「視る」「真似する」から入り「聴く」「話す」「読む」「書く」になります。 日本の受験英語ではいきなり「読む」「書く」から始めるので、これでは会話は上達しません。「視る」「真似する」は大人にも必要な練習です。この練習方法を下から積み上げて行く山形のモデルで説明すると、その土台に当たるのが「想い・願望・動機」です。下のインプットで覚えた表現を上のアウトプットで使います。英語による表現の引き出しを増やすのが練習の目的です。

2013年5月30日木曜日

IT英語 1.2

「IT英語」をバージョン1.2に更新しました。iOSとAndroidの両方で拡大倍率を維持し、ページの切り替えで倍率のリセットが起きないようにしています。さらにiOSでは拡大時でも大きめのスワイプでページを移るようにしました。このためiOSはAPIの都合上5.0以上のみサポートします。内容面では、言語の習得過程を説明する図と表現の引き出しを表す図を「言葉の練習」に追加しました。その他文章を読みやすくするための変更をしました。

2013年5月24日金曜日

英語の不思議その1

英語の辞書を引くと、時々語源がラテン語とかギリシャ語とされるものに出くわします。またフランス語から来たとされる言葉には obtain とか bureaucracy のように教科書的な臭いがします。日本語にある漢語のようなものです。中学以来ずっとこれが不思議でしたが、先日ついにその謎が解けました。英語の歴史について調べたら、英語の先祖とされる古い英語(アングロ・サクソン語)はもともと西ドイツ語系の言語で、それにフランス系の征服者がもたらしたラテン語系の言葉が加わり、ギリシャ語やヒンズー語も混じって今や何でもありの状態になっている事が分かりました。英語には「これが標準英語」というものがありません。何でも吸収してしまうので、日本語からも kamikaze とか sensei という言葉が英語になっています。また時代とともに発音が代わり、昔は発音していた know の k も今やただの飾りです。綴りと発音が1対1でないのも英語の特徴です。色々な国の言葉が混ざったので、綴りと発音の規則は例外だらけになっています。さらに昔の僧侶が古文書を書き写す時に間違えたため、物によりひとつの単語で複数の綴りが存在します。例えば hiccup は hiccugh とも書きます。発音は同じです。英語では綴りにあまり規則性がないので、漢字の書き取りのように綴りの練習があり、spelling bee といって小学生が参加する全国大会まであります。例外だらけの英語の綴りを覚えるのはアメリカ人にとっても一苦労なのです。ですから日本人の我々が英語の綴りで悩むは当然です。堂々とスペル・チェッカーを使いましょう。

2013年5月8日水曜日

英語教育改革その2

中学校では日本語で英語を教えます。高校では英語で英語を教えます。大学では英語で専門科目を教えます。なぜでしょうか。それは英語を道具として使うためです。英語は学問ではありません。知識だけあってもダメなんです。英語はむしろサッカーのようなスポーツです。頭ではなく体で練習して覚えるものです。言葉は使って始めて価値があります。それには学生の場合、普段から学校で使わなくてはいけません。そのために高校からは英語で教育します。日本語で英語を教えている内は英語をしゃべれるようにはなりません。英語で30年苦労した筆者が言うのですから間違いありません。空気を呼吸するように英語を使って、言いたい事を言いたい時に言える様になるのが英語教育の目標です。大学生になったら専門科目は英語で学びます。政治、歴史、経済、工学、科学などを英語で学んでおけば、世界中どこにいっても働く事ができます。言い換えると、日本にいても世界のどの国の企業とも互角に戦えるようになります。勿論そのためには、英語で英語を教えたり、英語で専門科目を教えられる先生が必要です。日本にいなければ、海外から来てもらう必要があります。

2013年4月30日火曜日

英文法のコツ

細かい文法は英語を話すのに不要だと前に書きました。では英語を話すのにどの文法だけ押さえておけばよいでしょうか。それは語順、時制、冠詞の三つです。英語は日本語と違い主語、動詞、目的語の順に発話します。中学で習ったSVOです。この順番を崩すと相手は英語として理解できなくなります。日本人はつい目的語から言い始めてしまうので、必ず主語から始める練習をします。I とか You とか They とか It などよく使う主語から始めて、ひと呼吸の間に次に続く表現を頭の引き出しから引っ張り出して言えば間に合います。次の時制は実は英語だけでなく日本語にもある概念です。なので時間軸に沿って考えれば納得できます。今を基準にいつの話をするのかが時制です。過去に1回起きた事か、複数回起きた事か、今でも続いていることか、過去のある時点まで続いていた事かを表すのに、過去形、現在完了形、現在完了進行形、過去完了進行形を使います。これも一応中学で習ったことです。最後の冠詞は日本語にない物なので、意識して使わなければなりません。英語では名詞を数えられる物とそうでない物に分けて考えます。数えられるものには冠詞を付けます。任意の物には不定冠詞を、既知の物には定冠詞を付けます。ただし同じ単語でも、意味によって加算名詞として扱う場合と不加算名詞として扱う場合に分かれるものがあり、辞書を引くとその差が分かります。日本語にはこの加算名詞という発想がないので、英語を話す場合は冠詞とその後に来る名詞に何を選ぶか注意します。不特定多数の加算名詞には冠詞を付けません。迷ったら冠詞の代わりに his とか her を付ける手もあります。

2013年4月6日土曜日

英語が身に付く

日本語はもともとの大和言葉と輸入した中国語との混合なので、いろいろ意味不明の表現があります。たとえば「身に付く」という表現です。辞書によれば、「知識や技術を自分のものにする」という意味です。例として「早寝早起きが身に付く」とあります。それならば「英語が身に付く」というのはどういう事でしょうか。身に付くのは知識や技術です。では英語のどんな知識や技術が身に付くのでしょうか。「身に付く」という述語の主語には動作を表す名詞が必要なので、主語が「英語」だと動作が不明です。言語を身に付けるというのは、好意的に解釈すれば「流暢にしゃべれるようになる」という意味かと思います。なので「英語が身に付く」というのは「英語を流暢にしゃべれるようになる」という事だと仮定しましょう。するとテキストを読んだりCDを聴くなどのインプットの練習だけでは不十分で、アウトプットの練習が必要です。そこで、ある大学の英語の先生は歩きながら自分に英語で周りの出来事を実況中継をするそうです。なるほど、これなら「英語で独り言を言う」という筆者の練習方法と似ています。日本では英語を話す機会があまりないので、聴く人がいなくても自分から英語を話す練習をします。それが「英語を身につける」一番の方法です。

2013年3月26日火曜日

英語教育改革

大学入試のためだけにある受験英語という壮大なムダをなくすには、良い方法があります。それは英語試験のかわりに、TOEFLの点数を英語の成績として使う事です。英語には共通一次試験も要りません。高校でTOEFLを(複数回)受けさせて、その点数をもとに他の科目の試験結果と合わせて各大学が合否を決めれば良いのです。TOEFLは全世界共通なので、入学後に大学生が海外に留学する時にも役立ちます。受験英語のかわりにTOEFLの点数を使えば、日本人の英語力はグンと上昇します。ガラパゴス化した受験英語はやめて、世界レベルで使えるTOEFLを大学入試に使いましょう。文法は中学3年間で十分習いました。高校では英語のみで英語を教えます。英語を使う練習のために、上位の大学では英語で専門科目を教えましょう。今やインターネット上のページは80%が英語です。英語を使わないという事は、その80%の情報に目をつぶるという事です。

2013年3月12日火曜日

どうしてALT?

Assistant Language Teacher (ALT) をご存知ですか。日本の学校に、税金で海外の英語圏から来てもらう英語教育のお手伝いさんをこう呼びます。これはつまり学校の先生に英語を教える力が足りないという事を文科省が認めているわけです。2007年の日本の調査によると公立高校の英語教師の約半数はTOEICを受けた事が無く、また約半数は730点に満たなかったそうです。つまり日本の英語教師は英語を話せないというのが実情です。そうした人から英語を習って話せるようになるわけがないので、先ほどのALTが登場します。英語の教師は最初から最後まで英語を話さなければいけません。細かい文法などどうでもいいのです。皆さんは日本語の文法を学校で習う以前にすでに日本語を話していました。習うより慣れろとは英語のためにあります。どうせ例外がある文法を暗記するのではなく、毎日英語を使って体で覚えるのが近道です。英語は聴くと話すが基本の能力であり、モノマネで覚えます。受験英語は一歩海外に出たら何の役にも立ちません。そんな事に時間とお金を使うのはもう止めましょう。

2013年2月21日木曜日

オーディオ・ブック

英語を聴く練習にはオーディオ・ブックも役立ちます。オーディオ・ブックとは本の朗読が入ったCDのことです。日本語は漢字を使ううえ同音異義語が多いので、本を朗読で読む習慣が一般の人にはありません。でも英語は表音文字なので、文字を読むためには一度頭の中で音読しなければなりません。そのため本を朗読で読む人が多く、商品としてのオーディオ・ブックが発達しています。実際ほとんどのベストセラーは朗読で読む事ができます。オーディオ・ブックが英語を聴く練習に良いのは、知らない単語に出会ったら元の本でその単語を確認できることです。つまり文字が音に変換される現場に立ち会うことができます。日本でも英語の本は簡単にアマゾンから買えるようになりました。オーディオ・ブックも売っていますので、人気のハリーポッター・シリーズなどが良い教材になります。ある程度英語が言葉として聞こえるようになったら、好きな本のオーディオ・ブックに挑戦してみて下さい。電車通勤の時間がこの練習にはうってつけです。同じ本を何度も聴くことで耳が英語に慣れます。知らない単語が減るにつれ、文字を読むよりも楽にオーディオ・ブックの英語を理解できるようになります。また聴いた英語は自分で真似してみましょう。心に残るセリフを覚えておけば後で会話の時に役立ちます。

2013年2月9日土曜日

冗談

英語でシャレを言ったり冗談を言うのには高度な技術が要ります。言葉の意味と音を良く理解している上に、時事問題への知識が必要です。日本でよくある自虐ネタは話者への信頼を失わせるので、ビジネスの場では使いません。湿った笑いとか苦笑を呼ぶような「情けない話」も私的な場だけにしてください。ではビジネスの場でどんな冗談を言えばいいでしょうか。もちろん下ネタは厳禁です。その場にいる人に「こいつは目の付けどころがいいな」と思わせる話や、みな心の中で思っているけどあえて言わない話などがおすすめです。たとえば「映画館で売ってる飲み物は高いよね。映画館で一番利益率が高いのは何だか知ってるかい。水だよ。ボトル入りの。だから僕は映画館にいく時は必ず水のボトルを持って行くの。空港じゃないから、荷物検査なんてないしね。」というのはいかがでしょう。空港での荷物検査はよく冗談のネタになります。テロを防ぐために必要だけど、煩わしいのが本音ですから。また「映画館で一番利益率が高いのが水だ」という話は、ビジネスマンには大受けです。冗談は言い方がとても大事なので、滑らかに言えるように普段から練習しておきます。人から聴いた話ではなく、自分で本当に思っている事を冗談にするのがコツです。筆者ならこれに加えて「でも独身の男性が彼女と映画館に行く時は気を付けてね。ケチなやつだと思われて振られても僕のせいじゃないよ。」と付け加えます。みな心の中で思っているけどあえて言わない話が良い冗談のネタになります。

2013年1月24日木曜日

正しい英語

「正しい英語」とは何でしょうか。それは「正しい日本語」について考えれば分かります。あなたは「正しい日本語」をしゃべっていますか。通じる日本語ということですね。意味不明な日本語は正しくありません。パソコンで英語を翻訳するとよく意味不明な日本語になります。これは「正しい日本語」ではありません。同様に「正しい英語」とは通じる英語ということです。パソコンで日本語を英語に翻訳すると出て来る意味不明な英語は「正しい英語」ではありません。でも通じる英語ということなら世の中に色々あります。ところで、本当は「Good bye」とは言わないとか「What time is it now?」は「正しい英語」ではないという主張を耳にします。もしこれらが英語として通じないという意味ならこの主張は誤りです。どちらも問題なく通じる英語です。これを確かめるにはインターネットで検索すれば分かります。仮にこれらがアメリカで一般的でないという主張なら理解できます。でも「正しい英語」ではないというのは誤解を生みます。残念なことに、こうして不安をあおる本や学校の広告を最近よく目にします。アメリカで一般的な表現だと、前者は「See you (tomorrow)」であり後者は「Do you have the time?」です。でもこれは些細な違いで、重箱の隅を突くような話です。どちらでも英語として通じるし、通じる英語なら何でも良いのです。同じ事を言うのに複数の言い方があるのは日本語も英語も同じです。「さよなら」も「お先に」も「また明日」もすべて正しい日本語です。英語にもこうした複数の「正しい」表現があります。もし不安ならその場で検索してみましょう。

2013年1月11日金曜日

英語を読もう

ITの世界は進歩が速く、iOSだとその解説本が日本語に翻訳されたと思ったらもう次のiOSバージョンが出ています。翻訳には普通1年程度かかるので、日本語の本しか読まないと毎年更新されるiOSなどいつまでもひとつ前のバージョンしか使えません。オープン・ソースの世界はもっと大変です。解説本がなく英語のドキュメントしかない場合、ひたすら英語を読まないと使えません。でも英語を読む場合にコツがあります。それは段落の最初の文章だけを読むという速読法です。英語だと段落の頭にまず結論を書くので、これでどの段落に何が書いてあるのかを掴んでから、次に自分の知りたい段落を丁寧に読みます。練習の時は知らない単語を飛ばしてはいけません。面倒でもちゃんと辞書で意味と発音を調べてから、ドキュメントにある文章ごと例文として音読して覚えます。こうしたドキュメントを書く人は決まった単語を使う傾向があるので、一度辞書で調べておけば次にまた同じ単語が出た時すぐ意味が分かります。下手な翻訳を読むより元の英語を読むほうが早いし、誤訳もありません。

2013年1月1日火曜日

N対M

当然ですが、英語と日本語は単語レベルで1対1対応になっていません。例えば英語の「mind」は辞書によると日本語の「心」「精神」「理性」「知性」「考え」「記憶」という名詞に相当します。それとは逆に日本語の「気持ち」を辞書で調べると「feelings」「mood」「wish」に相当します。英語の「mind」と日本語の「気持ち」は、ともに説明するのが難しい言葉です。辞書が教える単語は近いけどドンピシャリではありません。その意味で英語と日本語はN対Mの関係にあります。英語の単語ひとつが複数の日本語に相当し、また日本語の単語ひとつが複数の英語に相当します。このため自分の言いたい事を英語で言う場合、単語レベルではなく一段下がった「想い」のレベルから英語で表現します。自分の引き出しに蓄えた表現からその「想い」に一番近いものを選んで、口から出すというのが英語を話すという作業です。言いたい事は脳の中にあります。それを言語化して外に出すのが発話です。

2012年12月29日土曜日

「IT英語」無料化実施

発売一周年を記念して「IT英語」を無料にしました。広告も付けてません。ひとりでも多くの日本人に楽しく英語を練習する方法を教えるのが筆者の希望です。シリコンバレーで20年以上ITエンジニアを続けてきた筆者がお勧めする方法はとても簡単で効果的です。英語はモノマネで覚えます。

2012年12月20日木曜日

始まりと終わり

英語を道具として使う場合、英語で始まり英語で終わります。途中に日本語を入れず、英文和訳や和文英訳はしないということです。英語を聞いたら英語で質問します。実時間で会話が進むので、途中で日本語に翻訳する暇もなければその必要もありません。日本人は中学校で英文和訳をたくさん練習しますね。でもあれは英語を使って仕事をする上で物の役に立ちません。学校などで英語を読んでその内容を理解しているかどうかを知るには、英語の質問に(最初はYesかNoだけでもいいから)英語で答えてもらいます。日本では英語の教師に英語を話す力がないので、英語を読んでその内容を生徒に日本語へ翻訳させて、教師が日本語で質問します。生徒が答えるのも日本語です。こうして英語と日本語の間を行ったり来たりしている間は、英語を道具として使えるようにはなりません。無意識に英語を理解し英語で発話するためには、最初から最後まで英語だけを使います。英語と日本語を混ぜてはいけません。

2012年11月30日金曜日

「IT英語」バージョン1.1

本の内容を更新しました。読者の質問が多かった発音について4ページ追加し、略語集を2ページ増やしました。またiPhoneとiPod Touchでは横長表示のみにしました。さらにアプリ再表示の際のページリセットをなくしました。iOS4とiOS5ではPDFの最初の表示方法が違い、iPhoneとiPod Touchの縦長表示では最初に画面の下半分が余白になるので、これらのデバイスでは縦長表示をやめました。Androidにはこうした制限はないので、ページの追加のみです。発音について自信のない方が多いのは分かります。筆者もかつてはその一人でした。でも英語の発音をそれほど難しく考える必要はありません。

2012年11月29日木曜日

「IT英語」発音

日本には発音が良くないと自分の英語は通じないと信じている人がいます。もちろん英語らしい発音は大切です。でももっと大事なのが語順と強弱アクセントです。話し言葉としての英語では、語順を間違えたらどんなに発音が良くても相手に通じません。日本語には助詞「てにをは」という便利なものがあるので、主語や動詞の位置は固定していません。助詞が主語や目的語を表す印となるので、助詞に高低アクセントを置いて話せばどんな語順でも相手に通じます。冒頭の文を例にとると、次の複数の文はすべて日本語として通じる文です。

日本には発音が良くないと自分の英語は通じないと信じている人がいます。
発音が良くないと自分の英語は通じないと信じている人が日本にはいます。
日本には自分の英語は発音が良くないと通じないと信じている人がいます。
自分の英語は発音が良くないと通じないと信じている人が日本にはいます。

ところが英語にはこうした柔軟性がありません。助詞がないので、語順で主語や目的語を表します。そのためSVOの基本形からはずれると、相手は英語として理解できなくなります。
...

2012年11月24日土曜日

テレビの字幕

アメリカのテレビ放送には、耳の聞こえない人のためにClosed Captionという英語の字幕が必ず付き、視聴者がこの字幕を表示するかしないかを、テレビのリモコンで選びます。これは少なくとも20年前から、つまりアナログ放送のころからやっています。映像信号の表示されない部分に文字情報を載せているそうで、映画のVTRでも字幕表示ができます。ニュースも口述筆記のように実時間で字幕が付きます。当然CMにも字幕があります。日本はまだそこまでいかないようですね。アメリカだと移民が多いので、字幕は英語が聞き取れない人にも役立ちます。筆者はアメリカのテレビ放送を字幕付きで視て英語の練習をしました。日本のケーブルテレビなどでアメリカの番組を視る場合、英語の字幕は表示可能でしょうか。もし表示できればそうした番組はいい練習材料になります。Huluだと字幕を選べるそうです。

2012年11月11日日曜日

英語は音読

英語は表音文字であるアルファベットからできています。英文を読むというのは、日本語で平仮名だけで書かれた文章を読むのと似ています。「えいごは ひょうおんもじである あるふぁべっとから できています」という文には意味の手がかりになる漢字がありません。漢字という表意文字に慣れている日本人が英文を前にして最初につまずくのが、文章を見ただけでは意味が掴めないという点です。英文は頭の中で音読しないと意味が分かりません。つまり文字のつながりを一度音のつながりに変換して、その音から記憶をたどって意味を掴むのが英文を読むという作業です。このため発音を知らない単語は音読の妨げになります。英語は単語の発音と意味を必ず一緒に覚えます。英文を読むという作業は、頭の中で音読した英語を聴くという作業です。英語を聴く力があって始めて、英文を頭から順に理解できるようになります。つまり読む力は聴く力を土台としています。例えて言えば、目だけなく耳も使っているようなものです。文字を視てその音を同時に聴くといい練習になるので、映画の字幕を使って発音と文字を同時に頭に入れます。漢字だけ拾えば意味が分かる日本語とは違い、英語は頭から順に音読して理解するのがコツです。

2012年11月4日日曜日

フォニックス

英語らしい発音を覚えるためには、英語圏の映画やドラマのBDやDVDを何度も繰り返して再生し、英語の字幕を表示しながら英語のセリフを聞こえた通りに真似します。実はアメリカの子供の場合、小学校でフォニックスといって英語の綴りと音の関係をひとつひとつ覚えます。それなりに訓練を積んだトレーナーに教えてもらえるなら、これは大人にも良い練習方法です。当然ながらフォニックスは日本でも小学生に教えるべきものです。フォニックスを学ぶためのDVDやアプリは既にあるので、本格的に発音を学びたい人にはそちらを利用して下さい。英語には日本語にない音が多いので、一度フォニックスで綴りと音の関係を覚えておくと後で役に立ちます。でも忙しい大人はフォニックスを飛ばしてもかまいません。カラオケで上手に歌を歌うには物まねが必要なように、上手な発音を覚えるには英語で物まねをします。カラオケで英語の歌を歌うのも良い方法です。ひたすら聞こえた通りに真似します。俳優や歌手になったつもりで英語っぽい音を口から出してみましょう。数をこなすことで自然にフォニックスを覚えることができます。

2012年10月31日水曜日

アクセント

日本語は助詞が大事なので、助詞にアクセントを付けます。助詞とは「てにをは」のことで、ここを聞き逃すと意味が分からないので、話す人もそこを強調します。ところが助詞の無い英語は言葉の順序が大切なので、強調する位置が日本語と違います。例えばアメリカ人が習い立ての日本語を話すと、助詞ではなく文節の頭にアクセントを置くので、英語っぽい日本語に聞こえます。アクセントと抑揚の違いはあるものの、大事な所を強調するという言葉の性質は日本語でも英語でも同じです。英語を話す時のコツは、主語・動詞・目的語(SVO)の順序を守ることと、それぞれの単語に正しいアクセントを付けることです。会話の中で単語のアクセントが分からなくなった場合は、とりあえず最初の母音にアクセントを置いてみましょう。それで通じることもよくあります。話す時の英語は半分が語順、半分がアクセントで決まります。発音はイギリス、アメリカ、オーストラリア、インドなど国により違うので、標準はありません。それでは勇気を出してSiriに英語で話してみましょう。

2012年10月20日土曜日

しゃべってなんぼ

英語はしゃべるのが目標です。英語が聞き取れないとか読むのが億劫というインプットの段階で困っている人は沢山います。それは富士山の3合目あたりにいる登山者と同じです。意味と発音を知っている単語の数が増えてインプットは苦労しないという段階が5合目に相当します。それから先はアウトプットの善し悪しです。言いたい事をとっさに言えるのが7合目で、思ったことをすらすら英語の文章にできれば9合目にいます。あとはそれに身体表現が加われば頂上です。この道筋で一番大切なのが英語をしゃべる事です。日本では英語の読み書きから入って3合目で学校の勉強が終わります。その先は個人でそれぞれ努力して登らなければなりません。普通に英語を話せる先生が足りないので、学校で生の英語を聴いたり話したりする機会がありません。言葉を習得する自然な順序は「視る、真似する、聴く、話す、読む、書く」です。IT英語でもこの順序に沿って英語を練習する方法を教えています。繰り返しになりますが、英語をしゃべる練習には独り言を英語で言うのが効きます。今日から独り言は英語で言いましょう。そのためには、IT英語にもあるようなとっさに使える短い英語表現を丸ごと覚えます。言葉は体で覚えるものです。スポーツと同じで何度も繰り返し練習することで上達します。学校での成績は関係ありません。

2012年10月7日日曜日

アプリで発音チェック

これまで英語の発音については説明しませんでした。10代の若者ならともかく、いい大人がいくら発音を練習してもネイティブの発音にはなりません。でも道具としての英語なら日本語なまりの英語で十分だからです。仕事で出会う人はいろいろな発音の英語に慣れている場合がほとんどで、そのためそこそこ英語らしい発音なら理解できます。ところが機械はそう柔軟に対応できません。カスタマー・サービスなどはアメリカでも人件費を下げるため、機械に電話を取らせるところが多くなりました。こうした機械は日本語なまりの英語に対応できませんので、筆者は何度も言い直さないと先へ進めません。そのうち機械のほうで諦めて「分からないので、人を呼びます」と言ってきます。こうなるといささか惨めな気分です。これと同じ事は Google Translate を使って英語と日本語の間で音声翻訳をすると経験できます。自分では英語を話しているつもりでも、機械は日本語だと思って解釈します。これを避けるには英語から英語への翻訳を選びます。こうすることで日本語なまりの英語でも、機械は日本語ではなく英語だと解釈してくれます。音声翻訳ではなくVoice Searchの英語を使うのも良い手です。発音の練習にはこうしたアプリが役に立ちます。DVDなどで英語らしい発音を真似して、アプリでその出来具合をテストしてみましょう。機械の判定はキビしいので、パーティのゲームにしてもいいぐらい楽しめます。

2012年9月29日土曜日

英語の教材

インターネット上には無料で使える教材が豊富にあるので、英語を練習するのにお金を出して教材を買う必要はありません。そもそも既存の英語教材はほとんどが文系のために作られており、理系が興味を持てるような教材はまずありません。筆者もかつてカセットテープの教材を買って勉強し、途中で挫折した苦い思い出があります。内容がつまらないので続かないのです。自分が興味を持てる内容の英語を使うのが最良の練習方法です。それにはYouTubeや英語のWikipediaが役に立ちます。また無料ではありませんが、DVDやBDで英語の字幕を見ながら外国映画を視るのもすごく良い練習です。視て聴いてひたすら真似します。英語は道具ですから、使えば使うほど上達します。英語練習のために日本語のテレビを視る時間は削りましょう。

2012年9月15日土曜日

英語脳

このごろ「英語脳」という言葉をよく目にします。辞書にも乗っていない新しい言葉なので、その定義は人によりまちまちです。ここではとりあえず英語を母国語とする人の脳と定義します。人は10歳ぐらいで脳の言語モデルが決まります。いいかえると、10歳まで日本語だけで育った人の脳は純粋な日本語脳です。そんな日本語脳を大人になってから英語脳に変える事はできません。でも英語を道具として使うには英語脳を持つ必要はありません。母国語が日本語でも、英語が言葉として聞こえたり、言いたい事をすぐに英語で言えるようにする事はできます。つまり英語脳がなくても英語は使えるということです。これはたとえば泳ぎを習うのと同じです。人は先天的に泳げるわけではありません。普段は陸上を歩いたり走ったりするので、水の中を泳ぐのは後天的に身につける技術です。本を読むだけでは泳げるようにはなりませんね。英語も水泳と同じく練習して体で覚える技術です。生まれつき泳いでいるイルカと同じ泳ぎはできないにしても、いざという時に100メートルぐらい泳ぐのは誰でも練習すれば可能です。日本語脳の日本人が目指すゴールは、完璧な英語脳を持つことではなくて道具として英語を使うことです。これにはほぼ1000時間の練習が必要なので、毎日3時間練習しても1年かかります。でも逆にいうと、やる気さえあれば1年で英語を道具として自由に使えるようになります。「IT英語」が教える練習方法を使えば留学しなくても同等の英語力が手に入ります。

2012年9月9日日曜日

英語を使う

英語は練習するものですから、普段から使わないと上達しません。でも日常ほとんど英語を使う機会がありませんので、せっかく英語を話せるようになってもしばらくすると忘れてしまいます。ではどうしたら毎日の生活の中で英語を使う機会を増やせるでしょうか。まず英語を聴くのは割と簡単です。AFNを聴くとかYouTubeを視るとか洋画をDVDで視るという方法があります。海外のラジオをインターネットで聴くのもアリです。これに対して英語を話すには相手が要りますので、まず自分自身に英語を話しましょう。考えたことを頭から外に出すときに英語で表現します。これがスラスラできるようになると相当上達した証拠です。発音の練習なら Siri に英語で話しかけてはどうでしょう。Siri があなたの英語を理解してくれればしめたもの。相手は機械ですから何度でも練習できます。Siri を使えない人は、 Google の Voice Search (English) や Voice Translate (English to English) を試してください。AndroidとiPhoneで使えます。この様に聴く練習と話す練習は工夫すれば一人でもできます。

2012年8月25日土曜日

英語を聴く

普通の速さの英語を聞いて内容が分かる人は日本にあまりいません。普段から英語を使わないので、英語の音が言葉として聞こえる回路が脳にないからです。簡単に言えば「知らない単語は聞き取れない」のです。この壁を破るには二つの練習方法があります。まず最初は洋画を英語の字幕で視ます。英語の字幕が画面に先に出るので、これを読みながら実際の英語の発音を聴きます。そして聴いた音を自分の口で真似することにより、生きた英語の音を覚えます。もし知らない単語が字幕に出たら、その場で辞書を引いて必ず意味を確認します。この練習により「発音を知っている単語」の数を増やします。俳優のセリフをすらすらと言えるようになるまで、繰り返して同じ場面を視ます。その次の練習は映像なしに音だけで理解する練習です。夜寝る直前や朝起きた直後は頭が無防備なので、素直に音を脳に入れることができます。「発音を知っている単語」の数がある程度増えると、それまで音として認識していた英語が言葉になります。英語を頭で翻訳するのではなく、聴いたそばから頭に意味が浮かぶ状態になります。英語の音が言葉として聞こえる回路が脳にできた証拠です。これには朝の目覚まし代わりにラジオでAFNを聞く事が良い練習になります。この二つは英語学校に行かなくても今すぐできる練習です。

2012年8月12日日曜日

英語練習のゴール

英語練習のゴールは、仕事で英語を道具として使って、言いたい事を言いたい時に自由に言える事です。ひとつの目安としてTOEIC 860点を超えてほしいと本には書きましたが、それだけでは言いたい事を自由に言えるようにはなりません。TOEICでは話す能力まで十分にテストできないので、TOEIC 860点を超えてもさらに話す練習が必要です。ではどんな練習がいいでしょうか。リアルタイムで英語を話すにはまず英語の引き出しをたくさん用意します。最初は過去に聞いた事のある表現しか使えないので、便利な表現を丸ごと覚えて練習します。たとえば「何かがおかしい」というのは「There is something wrong」です。「とても感謝しています」は「I appreciate that very much」です。こうした短い文をタイミング良く出していけば、リアルタイムで簡単に英語を話す事ができます。英語でとっさに長い文を話すことは最初は諦めて、便利な会話表現を丸ごとDVDやYouTubeから覚えます。もし本やCDから覚える場合は、どの場面で使う表現かに注意します。英語で独り言をポンポン言えるようになれば、山をひとつ超えた証拠です。

2012年8月4日土曜日

英語は道具だ

皆さん、英語は体で覚えるものです。スポーツやカラオケと同じく練習することで上手になります。もしあなたが海外を目指すなら、アプリ「IT英語」で英語の練習方法を学びましょう。ITを使ってタダで英語を練習する方法が分かります。これはITエンジニアでなくても使える方法です。英語教材を買ったけど勉強しなかったアナタも、勉強したけど英語をしゃべれるようにならなかったアナタも、「IT英語」が教える練習を続ければ必ず英語を仕事の道具として使えるようになります。「視る」「真似する」「聴く」「話す」「読む」「書く」が練習の順番です。たったこれだけで英語はあなたの味方になります。

2012年7月11日水曜日

英語の練習

英語の練習をサッカーの練習に例えてみましょう。英語の文法を知る事は、サッカーのルールを知る事と同じです。高校生なら英文法はおおむね知っています。知らない英単語を辞書で引いて覚えるのは、リフティングのような基礎練習です。普段からやることで体が覚えるので、知らない単語は必ずその場で辞書で調べます。発音も一緒に覚えると一石二鳥です。英語で独り言を言うのはドリブルの練習に相当します。もし相手がいれば独り言ではなく会話の練習になります。たとえば英語で人に質問したり人から質問されたりするのは、パスを出したり受けたりする練習と似ています。あとサッカーの練習には何が要るでしょう。戦術とコーチですね。これを言いたいときには、英語だとこう言うという戦術はアメリカ映画やドラマをDVDで視ることで効率よく覚えることができます。始めは英語の字幕を利用して口真似しましょう。英語が聞き取れないのは話す速度の問題ではなく知らない単語が多いからです。発音を知らない単語は聞き取れません。適切な練習方法を知る事が英語への近道です。

2012年7月10日火曜日

「IT英語」の守備範囲

「IT英語」アプリは20代のITエンジニアを主な読者に想定しています。英語学校に行かなくても英語はしゃべれるようになります。言葉はスポーツと同じく体で練習するものです。アウトプットの練習にはまず独り言を英語で言う練習から始めましょう。言葉の練習は「視る」「真似する」「聴く」「話す」「読む」「書く」の順です。本やCDはインプットの練習に使い、DVDやYouTubeで「視る」練習と「真似する」練習をします。インターネット上の無料の教材を使えばお金もかかりません。でもこのアプリは練習方法を伝える電子本ですから、実際の練習をするのはアナタです。英語の練習をしたいけど方法が分からない人は、この本をコーチがわりに使って自主練習ができます。

2012年6月6日水曜日

アプリ評価のお願い

「IT英語」アプリを購入して下さった皆様にお願いがあります。App Store でも Google Play でも1から5までの評価ができますので、ぜひこのアプリの評価を付けて下さい。もちろん数字が多いほど高い評価となります。 評価がないと人の目に止まらないので、どうかよろしくお願いします。1でも5でもかまいません。とはいえ当然5の方が筆者は好きです。 今後の励みにもなりますので、どうか率直な評価をお願いします。星の数ほどあるアプリの中からこのアプリを選んで頂くために、皆様の声を聞かせてください。

2012年6月5日火曜日

「IT英語」略語集

IT業界でよく見かける略語です。

AKA: Also Known As

API: Application Programming Interface

BTW: By The Way

CEO: Chief Executive Officer

CU and CY: See You

DOA: Dead On Arrival

ETA: Estimated Time of Arrival

IMHO: In My Humble Opinion

IOU: I Owe You

IPO: Initial Public Offering

LLC: Limited Liability Company

LOL: Laugh Out Loud

...

2012年6月4日月曜日

「IT英語」ひとこと集

IT業界にいるとよく耳にする口語表現を集めました。

あ行
青天井 The sky is the limit.
あなた次第 This is up to you.
アホ a stupid, a jerk
あり得ない impossible
安全環境 a sandbox
家に置いてきた I left it at home.
家に不在 not at home
いじめっ子 a bully
医者に行った I saw my doctor.
一生に一度 once in a life time
急がずにね Take your time.
急がないと I need to run. I have to run.
一時的な問題 a transient problem
一列に並ぶ form a single file
いつもの場所 one's comfort zone
今の所大丈夫 So far, so good.
今までは up to now
嫌な予感 a bad feeling
うまく行かない It doesn't work.
運の尽きだ be out of luck
え? Pardon me?
営業日 a business day
...

2012年6月3日日曜日

「IT英語」数の表現

ITエンジニアは仕事の上で数について話すことがよくあります。でも数の読み方には何種類もあり簡単ではありません。数にまつわる英語を集めてみました。アクセントが難しい単語には太字でアクセントを示しました。

値段
$1200は One thousand (and) two hundred dollars でもいいですし、Twelve hundred dollars でもいいです。後者の方が短いのでよく使います。Hundred に複数のsはつきません。単位の dollar にsがつきます。$10.30は Ten thirty と言います。Ten dollars (and) thirty cents と長くいってもかまいません。前者のほうが短いのでよく使います。$10,000は Ten thousand dollars です。エンジニアの間では10k (ten k) dollars ともいいます。これはkに kilo の意味があるからです。
...

2012年6月2日土曜日

アンドロイド版を改良しました

友人からの指摘で、アンドロイド版アプリをSDカードに移せるようにしました。このためアンドロイド版アプリの最新バージョンは 1.0.1 になりました。Android 2.2 以上でアプリをSDカードに移すことができます。設定の中のアプリケーションから「IT英語」を選んで、SDカードに移動するためのボタンを押してください。メモリの少ない携帯電話の場合アプリをSDカードに移せると確かに便利ですね。

2012年6月1日金曜日

「IT英語」世間話

お互い英語を母国語としない人間同士が英語で世間話をするのは実に面白いものです。話す言葉は違っても同じ人間なんだと実感できます。英語が母国語の人間は、話す速度が速かったり日本人に馴染みのない、だけど本人にとっては簡単な単語を使う事があり、話が通じないことがあります。でもそれは新しい単語や熟語を覚えるいい機会なので、必ず分かるまで聞き返しましょう。簡単そうな put とか take といった動詞には、その後に続く前置詞や副詞でころころ変わる意味がいくつもあるので要注意です。例えばこんな熟語があります。

put down = 却下する
put up with = 我慢する
take out = take away = 持ち帰る (something to go)
take over = 引き継ぐ、乗っ取る
...

2012年5月31日木曜日

「IT英語」メール

学校でそれなりに英作文はやったはずなので、英語で文を書くことは話す事に比べれば日本人向きです。でも日本ではエッセイの書き方など教えてくれませんので、単なる和文英訳をすると意味不明な文章になります。言いたい事を英語の文字列にして頭から出すのがメールです。

英語でも日本語でもメールは誤解を招かないことが大切です。まずメール一通につき本題はひとつにします。メールを最後まで読まない人も多いので、長いメールはやめましょう。またメールの件名は中身を表す見出しとして重要です。具体的で短い subject を選びます。英語ではまず段落の最初に一番大事な文章をもってきます。つまり結論から書きます。日本語と逆なので頭を切り替えましょう。
...

2012年5月30日水曜日

Android版も出ました

iOS版に続き Android版も出ました。本の中身は同じです。目次が少し違っていて、Android版では外部リンクが目次の最後にあります。目次のフォントはアプリでは制御していないため、使うデバイスによって見かけが変わるのは仕方ありません。なお Android には PDF を表示する機能がないので、本の中身は前もって Mac で PDF から PNG に変換したものを使っています。このためデバイスによる見かけの差はなく、Mac の奇麗なフォントで表示できます。Android版は Google Play からダウンロードできます。

2012年5月29日火曜日

「IT英語」相談

何か仕事上の問題にぶつかると人は誰かに相談することになります。相談は他人の経験や知恵を借りる行為ですから、相手にまず自分の問題を理解してもらうことから始まります。例えばこう切り出します。

I have a problem. Could you help me?

また相手になにか無理をお願いする場合はこう言います。

May I ask you a favor?

いずれもそのあとすぐ状況の説明と頼みたい事に続きます。人は頼られるのが好きですから、相手に嫌われていない限り助けてくれるでしょう。もちろん普段から回りの人を助けている人は、いざというとき回りの人が助けてくれます。「情けは人の為ならず」自分に返ってきます。
...

2012年5月28日月曜日

「IT英語」電話

仕事で英語の電話がかかってくるとドキドキしませんか。ある程度会話ができる人でも電話となると気合いが要ります。電話だと聞き取りにくいし、相手の表情が見えないので声の様子から相手の感情を判断しなければなりません。身体言語があまり使えないので、ちょっとした間違いから大きな誤解を生む可能性もあります。難しい説明はメールで行い、電話で確認するだけの人もいます。英語で電話する場合のコツはメモを取りながら話すことです。こちらから電話する時は伝えるべき要点を前もって英語でメモして、それをもとに話します。相手から電話がかかってきた時は、ノートの端でもいいので要点をメモします。英語を理解するのに夢中になって要点を伝え損ねたり、言われた要点を忘れないようにメモを取ります。
...

2012年5月27日日曜日

「IT英語」面接

自分が誰かを面接する場合と、誰かに面接される場合のふたつがあります。新しい人を雇う場合は面接試験をしますので、まずこの状況から練習しましょう。質問には Yes か No かで答える closed question と What や Why, How で始まる open question があります。エンジニアを面接する場合、たいていは今の仕事か直近の仕事をまず What で訊きます。筆者はよく最初にこう質問します。

What is your role in your current job?

What was your biggest achievement in your job?
...

2012年5月25日金曜日

アプリ登録完了

「IT英語」がついにアプリとして登録されました。日本の iTunes ストアから購入できます。読者の皆様からのコメントをお待ちしています。右の「IT英語」アプリのアイコンをクリックすると iTunes Store のページを見る事ができます。

2012年5月24日木曜日

「IT英語」会議

英語の利点は相手の年齢に関わらず同じ表現が使える事なので、特に「会議」つまり「ミーティング」でその利点が生きてきます。偉い人が一方的にしゃべって皆は聞き役に徹するという会議もあれば、いろいろなアイデアを各人が出し合って新しい方向を決めるブレイン・ストーミングという会議もあります。一方的な会議でも最後に質疑応答の時間があれば質問ができます。臆せずに質問するには敬語に気を使わなくていい英語のほうが楽です。
...