ご案内

このサイトでは、シリコン・バレーでアメリカのIT企業に30年以上勤めるMasaが、仕事に使う道具としての英語の習得法をあなたに教えています。英語はスポーツと同じで練習すれば誰でも上手になります効果的な練習方法は知りたい人は、まず右下の無料アプリ「IT英語」をダウンロードして読むか、iBooksにある無料のIT英語」を読むか、あるいは一般の人向けにキンドル本になった「知って得する英語練習法」をキンドル又はキンドル・アプリで読んでください。英語は翻訳するものではありません英語ができる人は日本語と英語のどちらでも言いたいことが言えます。Masaはシリコン・バレーでソフトウェア・エンジニアとして働く一方、英語で英語を教えるアメリカの教育者向けトレーニングも受講し修了しています。英語でさんざん苦労したMasaはあなたが何を間違えているかが良く分かります。文法と単語と発音を知っているだけでは英語を使えるようにはなりません。大事なのは英語表現をカタマリとして覚えることなので、これに役立つ練習方法を手に入れましょう。

2017年1月28日土曜日

木漏れ日

先日ポッドキャストでAsk a Spacemanという番組を聴いていたら、日本語の「木漏れ日」に相当する英単語はない[^1]という事を知りました。むむ、このアメリカ人Masaよりよく知ってるじゃんと思いつつ、改めて「木漏れ日」にあたる英語を調べると「sunshine filtering through foliage」となっています。確かにこれは説明であって、単語じゃないですね。物理的には「木の葉の間から差し込む日差し」であっても、日本語の「木漏れ日」には人に優しい日差しという意味があります。まともに当たる日差しが眩しい日でも、森に入れば適度に減光されたお日様に会えるというわけです。元になったと思われるリンク先には他にも興味深い他国の言葉が載っています。

^1: http://ellafrancessanders.com/untranslatable-words-from-other-cultures/

2017年1月21日土曜日

重力波

科学の世界で「重力波」という日本語に訳される元の英語には「gravitational wave」と「gravity wave」のふたつがあります。このふたつは全く違うものであるにも関わらず、日本語に翻訳すると同じ「重力波」になってしまうため、よく誤解の元となっています。英語の「gravitational wave」は時空間の歪みが光速で波のように伝わる現象の事で、2015年から2016年にかけて始めてアメリカで確認されました。大昔のふたつのブラックホールが合体して生まれた時空間の歪みを、地球上のふたつの物体の間の距離の変動として捉えたものです。これに対して「gravity wave」は池に石を投げ込んだ時に生じる波紋のことで、重力があるために水面が上下する現象の事です。「gravity wave」は身の回りに昔からあるので、これを大げさに「重力波」と呼ぶ人は学者だけです。ところが元の英語の違いを知らない人にとって、どちらも日本語にすると「重力波」になるので、これは大問題です。そこで「gravitational wave」は「時空重力波」もしくは略して「時空波」と翻訳してはどうでしょう。

2017年1月12日木曜日

空気を読む

日本独特の「空気を読む」という表現は英語にできません。そもそもムードという和製英語が表す「空気」はairとは違います。さらにムード・メーカーという和製英語が表すものは、その場の雰囲気を好転させる人物です。もし英語でこれを表すとしたら cheerleader が近いでしょう。言わなければ分からないという文化が英語の背後にあるので、「空気を読む」という人は英語の国では見かけません。それにアメリカの都会は移民だらけなので、文化的背景の違う移民どうしでは話の前提まで確認しないと意思の疎通ができません。均質な日本人が共有する「言葉にならない気持ち」が日本の「空気」です。