ご案内

このサイトでは、シリコン・バレーでアメリカのIT企業に30年以上勤めるMasaが、仕事に使う道具としての英語の習得法をあなたに教えています。英語はスポーツと同じで練習すれば誰でも上手になります効果的な練習方法は知りたい人は、まず右下の無料アプリ「IT英語」をダウンロードして読むか、iBooksにある無料のIT英語」を読むか、あるいは一般の人向けにキンドル本になった「知って得する英語練習法」をキンドル又はキンドル・アプリで読んでください。英語は翻訳するものではありません英語ができる人は日本語と英語のどちらでも言いたいことが言えます。Masaはシリコン・バレーでソフトウェア・エンジニアとして働く一方、英語で英語を教えるアメリカの教育者向けトレーニングも受講し修了しています。英語でさんざん苦労したMasaはあなたが何を間違えているかが良く分かります。文法と単語と発音を知っているだけでは英語を使えるようにはなりません。大事なのは英語表現をカタマリとして覚えることなので、これに役立つ練習方法を手に入れましょう。

2015年12月26日土曜日

ホームページ

日本で誤解されている言葉のひとつがホームページです。これは本来ブラウザを立ち上げた時に最初に表示するページのことで、最初にいる場所としてホームという言葉を使っています。ところが日本だとこれは企業や個人の持っているインターネット上のページを差す言葉になっています。こうしたページは英語ではWeb Pageと言うので、それをHome Pageと呼ぶと誤解を招きます。日本にインターネットが普及する過程で、ウェブページがいつのまにかホームページに変わってしまいました。もし皆さんが英語で自分のページを説明する時は、My home pageではなくMy web pageと言うのが正解です。

2016年2月26日追記
英語でもサイトに行って最初に出るページの事を home page と呼ぶ人がいると気付きました。マサはこれをトップページと呼んでいます。こうなると、インターネット上のページとしてホームページと言ってもあながち間違いではないですね。

2015年12月18日金曜日

中学英語で仕事はムリ

先日「中学生英語でビジネスを乗り切るには」という広告文句を見かけました。実はこの手の売り込みには要注意です。というのも中学英語で仕事はまずムリだからです。中学校で英語を毎週5時間学ぶとすると、その授業時間は休みを除く中学三年間で、3年かける5時間かける45週で675時間です。675時間を16時間で割ると42日です。つまり42日だけ英語を学んで、いったいどれだけの英語力が得られるかという話です。中学英語で英語国に乗り込むと英語力不足のため相手になめられます。ビジネスの交渉などまったくムリです。マサが15年前に働いていたアメリカの会社で、日本担当の部長なのに英語で議論ができないため、アメリカ人の同僚に相手にされていない日本人を見かけたことがあります。中学英語ではケガをするだけなので、そういう人は最初だけでもお金を出して信頼できる通訳を雇いましょう。

2015年12月10日木曜日

挨拶から文化を学ぶ

言葉とは表現であり、その表すものは人の生き方です。そこで言葉を学ぶと、その言葉を話す人たちの文化を同時に学ぶことになります。日本語には英語にできない表現があり、また逆に英語には日本語にできない表現があります。こうした表現はむりに翻訳するかわりに、ないという喪失感を忘れなければいいのです。たとえば日本語の「お疲れさま」という表現は英語にはありません。「お疲れさま」は挨拶としてメールの最初に使うこともあれば、別れの言葉として最後に使うこともあります。英語にこれに相当する表現がないのは、こうした挨拶をする文化がないからです。最初に「お疲れさま」と挨拶するもの考えてみればヘンな話で、相手が疲れているかどうかに関わらず乱用されています。英語だと「How are you?」となるので、相手が疲れているとは断定しません。また別れの挨拶として英語だと「See you」とか「Have a nice evening」となるので、相手の労をねぎらうという「上から目線」の挨拶は普通やりません。どちらが良いか悪いかではなく、文化の違いを無視して言葉を翻訳すると不自然な表現になる、という例です。

2015年12月2日水曜日

防御率

プロ野球の投手を評価する数字のひとつに防御率があります。英語で言うとEarned Run Average (ERA)なので、防御率というのは明らかに誤訳です。その投手が1試合9イニングを投げたとして、平均でどれだけの自責点を被ったかという数値です。もし1イニングだけ投げて、自責点が1点だとしましょう。するともしこのまま9イニング投げると自責点が9点になる計算なので、防御率は9となります。防御率という名前に反して、数字が大きいほど投手としては評価が低くなります。おそらく正しい日本語訳は自責率です。どうして防御率と呼ぶのか不思議ですね。サッカーのゴールキーパーにも防御率という数字があって、その英語はGoals Against Average (GAA)です。これも素直に訳せば失点率となります。自責率と失点率にはどちらにも損失の意味合いがあるので、あえて防御(し損ねた)率という意味なのでしょうか。