ご案内

このサイトでは、シリコン・バレーでアメリカのIT企業に30年以上勤めるMasaが、仕事に使う道具としての英語の習得法をあなたに教えています。英語はスポーツと同じで練習すれば誰でも上手になります効果的な練習方法は知りたい人は、まず右下の無料アプリ「IT英語」をダウンロードして読むか、iBooksにある無料のIT英語」を読むか、あるいは一般の人向けにキンドル本になった「知って得する英語練習法」をキンドル又はキンドル・アプリで読んでください。英語は翻訳するものではありません英語ができる人は日本語と英語のどちらでも言いたいことが言えます。Masaはシリコン・バレーでソフトウェア・エンジニアとして働く一方、英語で英語を教えるアメリカの教育者向けトレーニングも受講し修了しています。英語でさんざん苦労したMasaはあなたが何を間違えているかが良く分かります。文法と単語と発音を知っているだけでは英語を使えるようにはなりません。大事なのは英語表現をカタマリとして覚えることなので、これに役立つ練習方法を手に入れましょう。

2015年12月26日土曜日

ホームページ

日本で誤解されている言葉のひとつがホームページです。これは本来ブラウザを立ち上げた時に最初に表示するページのことで、最初にいる場所としてホームという言葉を使っています。ところが日本だとこれは企業や個人の持っているインターネット上のページを差す言葉になっています。こうしたページは英語ではWeb Pageと言うので、それをHome Pageと呼ぶと誤解を招きます。日本にインターネットが普及する過程で、ウェブページがいつのまにかホームページに変わってしまいました。もし皆さんが英語で自分のページを説明する時は、My home pageではなくMy web pageと言うのが正解です。

2016年2月26日追記
英語でもサイトに行って最初に出るページの事を home page と呼ぶ人がいると気付きました。マサはこれをトップページと呼んでいます。こうなると、インターネット上のページとしてホームページと言ってもあながち間違いではないですね。

2015年12月18日金曜日

中学英語で仕事はムリ

先日「中学生英語でビジネスを乗り切るには」という広告文句を見かけました。実はこの手の売り込みには要注意です。というのも中学英語で仕事はまずムリだからです。中学校で英語を毎週5時間学ぶとすると、その授業時間は休みを除く中学三年間で、3年かける5時間かける45週で675時間です。675時間を16時間で割ると42日です。つまり42日だけ英語を学んで、いったいどれだけの英語力が得られるかという話です。中学英語で英語国に乗り込むと英語力不足のため相手になめられます。ビジネスの交渉などまったくムリです。マサが15年前に働いていたアメリカの会社で、日本担当の部長なのに英語で議論ができないため、アメリカ人の同僚に相手にされていない日本人を見かけたことがあります。中学英語ではケガをするだけなので、そういう人は最初だけでもお金を出して信頼できる通訳を雇いましょう。

2015年12月10日木曜日

挨拶から文化を学ぶ

言葉とは表現であり、その表すものは人の生き方です。そこで言葉を学ぶと、その言葉を話す人たちの文化を同時に学ぶことになります。日本語には英語にできない表現があり、また逆に英語には日本語にできない表現があります。こうした表現はむりに翻訳するかわりに、ないという喪失感を忘れなければいいのです。たとえば日本語の「お疲れさま」という表現は英語にはありません。「お疲れさま」は挨拶としてメールの最初に使うこともあれば、別れの言葉として最後に使うこともあります。英語にこれに相当する表現がないのは、こうした挨拶をする文化がないからです。最初に「お疲れさま」と挨拶するもの考えてみればヘンな話で、相手が疲れているかどうかに関わらず乱用されています。英語だと「How are you?」となるので、相手が疲れているとは断定しません。また別れの挨拶として英語だと「See you」とか「Have a nice evening」となるので、相手の労をねぎらうという「上から目線」の挨拶は普通やりません。どちらが良いか悪いかではなく、文化の違いを無視して言葉を翻訳すると不自然な表現になる、という例です。

2015年12月2日水曜日

防御率

プロ野球の投手を評価する数字のひとつに防御率があります。英語で言うとEarned Run Average (ERA)なので、防御率というのは明らかに誤訳です。その投手が1試合9イニングを投げたとして、平均でどれだけの自責点を被ったかという数値です。もし1イニングだけ投げて、自責点が1点だとしましょう。するともしこのまま9イニング投げると自責点が9点になる計算なので、防御率は9となります。防御率という名前に反して、数字が大きいほど投手としては評価が低くなります。おそらく正しい日本語訳は自責率です。どうして防御率と呼ぶのか不思議ですね。サッカーのゴールキーパーにも防御率という数字があって、その英語はGoals Against Average (GAA)です。これも素直に訳せば失点率となります。自責率と失点率にはどちらにも損失の意味合いがあるので、あえて防御(し損ねた)率という意味なのでしょうか。

2015年11月26日木曜日

個人専門

筆者は英語練習のコーチです。お客様は個人のみで、法人はやっておりません。理由は簡単で、法人の場合は効率が悪いからです。会社からお金を出してもらって練習するのではなく、自分でお金を払って来てくれる人が対象です。そうした人はやる気が違います。なぜ英語を使えるようになりたいのか目的がはっきりしているので、コーチもやりがいがあります。同じ時間を使ってよりたくさんの練習ができます。それに法人はスポンサーに対して進み具合を報告する必要があり、練習には役立たない無駄な時間を使わなくてはなりません。個人のお客さまでも最初の面接で英語を練習する目的をお聞きします。もしこれが曖昧で目標とするレベルや期日がない場合は、こちらからお断りする場合もあります。

2015年11月14日土曜日

母と子の英語教室

子供に英語を習わせたい親は多いので、母(もしくは父)と子供のセットで一緒に英語を習うというアイデアを昔から持っています。英会話は相手がいないとつまらないので、親子で練習すれば子供もやる気になるのではと期待しています。ただし親に中学卒業程度の英語の知識があることが前提です。最初はDVDを使って英語の歌やアニメから入ります。字幕があれば親は歌やセリフの意味が分かるので、子供が映像を視て意味がどうしても分からない時だけ親が日本語を使って意味を教えます。それ以外ではすべて英語で会話します。意味がだいたい分かったら、親と子で登場人物の誰のマネをするかを決めてシャドウ・スピーキングをします。まちがっていてもいいから、ひたすら聞いたとおりに発声します。これを何度も繰り返すことで耳が慣れて会話力が上達します。時間を決めてこの練習中はなるべく英語だけを話します。子供の好きなDVDを選んで何度も練習するのがコツです。子供の方が発音の上達は速いので、親もうかうかしていられません。言葉は音から入るのが基本です。

2015年11月8日日曜日

映画の英語

生き生きとした会話が必要な映画にはよくスラング(slang)が登場します。スラング、つまり俗語とか符丁と呼ばれる言葉です。現代社会を映した映画だと会話の半分はスラングなんてこともあります。こうした言葉は新しすぎるか下品だという理由で一般の辞書には載っていないので、インターネットで検索しないと意味が分かりません。初心者はこうしたスラングを含まない、デイズニーのアニメ映画などを使って英語の練習を始めると成功します。スラングは中級以上の人が知っていればよく、知っていてもあえて仕事の会話に混ぜる必要はありません。イディオム(idiom)は辞書に載っている表現、スラングは一般の辞書に載っていない表現です。スラングは若者言葉に多いので、大人が仕事で使うには不適切な場合が多々あります。犯罪や性に関する表現が多いのもスラングの特徴です。アメリカでスラングを多用すると教養のない人間と誤解されますので、ご注意を。

2015年10月22日木曜日

ケベックに行ってきました

カナダの東の端にあるケベックに行ってきました。カナダと言えば英語を話す国と思いきや、ここケベックではフランス語が公用語となっていて、英語は観光客ぐらいしか話しません。もともとフランスの植民地であり、英国の軍隊と何度も戦った歴史があります。英語は学校で教えているものの、フランス語のアクセントのせいで現地の人の英語の発音はフワフワしています。一つの国なのに英語とフランス語の両方を使うのがカナダです。ケベックの悩みは、せっかく外国から移民を受け入れてもフランス語より英語が得意な人が多いので、そうした移民がケベックに残らず他の州に出て行ってしまう事だそうです。

2015年10月2日金曜日

途中であきらめない

英語を話すときは途中であきらめてはいけません。ちょうど良い単語を忘れたとか、うまい表現が思いつかないという場合は、とにかく似た意味の単語や英語表現、あるいは身体言語まで使って自分の想いを表現します。必死になって表現することで少なくとも相手に「伝えたい」という気持ちだけは伝わります。こうなると相手もその気持ちに答えたくなって、適切な単語や表現を「あなたが伝えたいことはこれか」という気持ちで投げかけてきます。同じ人間なので、熱意があればだいたいの想いは伝わります。熱意こそが意思疎通のカギです。いわゆるコミュニケーション(共意)能力を増やすには、普段から熱意をもって言葉を話す練習をします。メールやSNSのかわりに、生身の人間として他の人と目を見て話すと良い練習になります。

2015年9月24日木曜日

英語感覚

子供の頃から英語を使う環境で育った人は、どんな英語表現が正しいかを理屈抜きで感覚的に知っています。これは英語を日本語に置き換えて考えれば日本人にも良く分かります。例えば日本語の主語を表す助詞「が」と「は」の違いを言える人はあまりいません。「私が社長です」と「私は社長です」の違いは何でしょうか。日本人なら日本語感覚で文脈に応じて自然と使い分けできるのに、あえてその差を外国人に英語で説明しようとすると困る人が多いでしょう。「私が社長です」は英語なら「I am the president」と社長に定冠詞を付けます。「私は社長です」なら「I am a president」と不定冠詞になります。この違いを決めるのが語感で、日本語感覚と同じく英語にも英語感覚があります。この感覚は理屈で覚えるのではなく練習して体で覚えます。文脈に応じた英語表現を覚えるには英語のドラマを視るのが一番です。人は覚えている表現の範囲内でしか表現できません。皆が知っている陳腐な表現だからこそ、たくさんの人に分かってもらえるのです。短時間で英語感覚を身に付けるには、子供のように人の英語をそっくりマネするのが近道です。

2015年9月18日金曜日

「IT英語」はiOS9テスト済み

アップルからiOS9が出たので、さっそく筆者のiPadとiPhoneに入れました。右のアプリ「IT英語」はiOS9上で問題なく動きます。どうぞお試しください。

2015年9月8日火曜日

日本に開発拠点

最近のニュースで言うと、アップルが横浜に技術研究開発拠点を設立するそうです。またツイッターも日本に開発拠点を設けて日本でサービス開発を始めるそうです。こういう形でアメリカのIT企業が日本に開発拠点を設けてエンジニアを雇ってくれると、日本にいながらアメリカ流の仕事のやり方を学ぶことができます。もちろん単に技術を知っているだけではダメで、一流のプログラミングができるとか、目を見て人とちゃんと話ができるという能力も必要です。さらに英語も仕事の道具として使えなければいけないので、日本人のエンジニアでこの条件を満たす人は少ないでしょう。むしろ日本にいる中国人やインド人の方が有利です。うかうかしていると、日本人エンジニアはこうした好待遇の仕事を逃してしまいます。おそらく日本の倍の給料はもらえる仕事なので、日本のエンジニア諸氏には果敢にチャレンジしてほしいと思います。

2015年9月1日火曜日

家のリモデル

間違えやすいカタカナ英語のひとつがリフォームです。日本だと家の改築のことをリフォームと呼びます。でもアメリカだと家の改築はリモデルといいます。ReformではなくRemodelです。英語のReformには改革や改心という意味があり、制度や生き方に対して使います。その一方でモデルには形を造るという意味があるので、家の形を再び造るという意味でリモデルと言います。アメリカでも部屋数を増やしたり、古くなった水回りを最新の設備に変える改築は家の市場価値を上げるので人気があります。窓を二重にして断熱を良くするのも最近の流行です。

2015年8月29日土曜日

携帯向け表示

このサイトのログを見ると、利用者のほぼ25%が携帯からです。iPhoneやAndroidだとPC向けの表示でも問題ないので、携帯向けとPC向けの表示を同じにしました。こうすることで携帯利用者にも右側の各種リンクを見ていただけます。今まで携帯向けには本文のみの表示だったので、アプリへのリンクを表示できませんでした。携帯の画面も大型化したので、PC向けの表示でも携帯で十分読めると判断しました。携帯利用者の皆さん、今までご不便をおかけして済みませんでした。

2015年8月22日土曜日

英語教育の基本

英語教育も日本語教育も基本は同じです。日本語教育とは国語ですね。国語の時間に先生は何をしていますか。日本語で話して生徒に日本語で答えさせます。日本語の文章を読み日本語で授業をします。英語教育でも同じです。英語で話して生徒に英語で答えさせます。英語の文章を読み英語で授業します。これができる人が英語教師です。中学ではまだ生徒にそれだけの力がないので、英語で授業をするのは高校からです。中学では文法を日本語で学び、英語の歴史とフォニックスを覚えます。英語のアニメを視て英語表現をカタマリとして記憶します。英語の歌も発音の練習になります。ペーパーテストで高得点を取るのが英語教育の目的ではありません。英語で自分の思いを相手に伝えるのが目的です。英語を話す事が楽しいという経験を生徒に持たせることができれば、その授業は成功です。

2015年8月13日木曜日

生徒発話時間

筆者がTEFL(Teaching English as a Foreign Language)のトレーニングでたたき込まれたのは、生徒発話時間(Student Speaking Time)の重要性です。この時間をなるべく多く取る授業が良い授業なので、逆に先生発話時間(Teacher Speaking Time)はなるべく少なくします。そのためひとクラスで生徒は4人までにして、生徒が英語を話す時間を多くする授業計画を立てました。当然この方法は日本のようにひとクラスに生徒が40人もいる学校では使えません。日本でも英会話学校だと生徒発話時間を多く取るような授業をしていると思います。生徒はなかなか英語をしゃべらないので、先生は辛抱強く生徒が英語を話す状況に慣れるまで待ちます。せっかちな先生だと生徒が話すべきことを先生が先回りして言ってしまい、生徒発話時間を減らしてしまいます。先生がネイティブだと特にそうなりがちで、こうなると生徒は受け身になってしまいます。自分の言いたいことを英語で言うのが最上の練習であり、受け身の練習では上達しません。

2015年8月1日土曜日

時間数の違い

日本の子供が小学校修了までに日本語で育つ時間は、2歳から12歳の10年だけ取っても、10年かける16時間かける365日で58,400時間です。これにくらべて中学校で英語を毎週5時間学ぶとすると、その授業時間は休みを除く中学三年間で、3年かける5時間かける45週で675時間です。つまり小学六年生の日本語のレベルに到達するのには58,400時間かけているのに、中学三年間で英語には675時間しかかけていません。675時間を16時間で割ると42日です。つまり42日だけ英語で育っていったいどれだけの英語力が得られるかという話です。よく中学で三年間も英語を学ぶと言っても、実質42日分しか授業時間はないので、かなり密度の濃い授業でないと日本語にかけた時間には及びません。高校でさらに3年、大学で2年を足して合計8年です。でも大学生の英語力は12歳の子供の日本語力にかないません。かける時間がまったく違うので、日本語を学ぶのと同じペースでは全然追いつきません。そこで大事なのが、日本語の知識を利用して英語を学ぶという方法です。これは基礎を日本語で学び、その先は英語表現を英語で学ぶという方法です。日本語を母国語とする人は、だいだい日本語力の半分の英語力が得られれば良しとします。またそれだけあれば仕事で英語を不自由なく使えます。時間をかけずに英語力を上げるには、最初から普通の英語の速さで英語を聴きます。寝ぼけ頭で英語を聴くのも効果があります。知らない単語は聞き取れないので、英語字幕に知らない単語が出たら必ずその場で辞書を引いて意味と発音を覚えます。詳しくは右の電子書籍をお読みください。

2015年7月25日土曜日

教養としての英語

最近読んだ本[^1]に面白い指摘がありました。義務教育で英語を教える事にした時、当時の日本ではほとんどの人が英語を話す必要がありませんでした。今から60年ぐらい前の話です。ところが義務教育ですから、すべての人に同じレベルの教育を受けさせる必要があります。そこで文部省が編み出したのが「教養としての英語」です。英米文学作品を読むという方法で英語を学び、教養としての英語を義務教育としたのです。教養なので「英語での読み書き」を全員が学びます。英語を話す必要がある人は少数なので、その人たちは英会話学校に行くことにしました。今でもそうした考え方で育った英語教師が教育の中心にいるので、急に「会話重視」と言われても困ります。それにクラスに40人も生徒がいたら、とうてい会話の練習などできません。下手な生徒どうしで英語で会話させても練習になりません。日本人が英語を話せない理由は昔の文部省の古い方針にあるのです。

^1: http://www.amazon.co.jp/dp/4327378216

2015年7月21日火曜日

高校の外国語

高校では英語は選択科目であるべきだと以前の記事に書きました。筆者は私立学校だったので高校では英語のほかにドイツ語を学びました。その後ドイツ語は仕事で使わなかったので、すっかり忘れてしまいました。でもドイツ語には英語と同じ単語があり、なるほどドイツ語は英語の祖先なのだと納得した覚えがあります。筆者の息子は高校でひとりがスペイン語、もうひとりが中国語を学びました。アメリカの高校なので他の選択肢はフランス語とドイツ語と日本語があります。でも日本語はもう十分できるので、カリフォルニアでよく使うスペイン語とアジアでよく使う中国語を選びました。日本の公立高校でも外国語は英語だけでなく中国語や韓国語、ロシア語などを選択できると日本の将来に役立つでしょう。私立高校ならすでに可能だと思います。このブログの趣旨から外れますけど、もし外国語をひとつ選ぶとすれば英語の次に大事なのは中国語(北京語)です。日本は漢字を使う国なので、中国語は英語よりも日本人向きです。

2015年7月18日土曜日

英語教育の矛盾

日本の英語教育には多くの矛盾があります。まず目的に建前と本音があり、話せる英語が建前で大学受験に受かる英語が本音です。文科省は産業界の意向を受けて話せる英語に方針を変えつつあります。でも半分の公立校教師はまともに英語を話せないので、学校でALTを雇います。海外で英語を使って暮らした事のある教師は少なく、英語でビジネスをした教師となるとごくわずかです。そうした教師に「英語で英語を教えろ」という文科省も現実を無視しています。そのため犠牲になるのはいつも生徒たちです。高校の英語は必須科目ではなく選択科目であるべきで、一生英語を必要としない人もいるのに英語について全員を同じレベル(しかも低い)に教育するのはお金の無駄です。さらにひとクラス40人もいたらまともな英語の授業などできません。50分授業のうち20分を会話にあてるとしても、ひとりあたり最大30秒しか話す時間を取れません。そもそも英語を知らない人に英語で英語の文法を説明するのは無理です。第2言語としての英語を学ぶには第1言語である日本語の知識を利用するので、日本語が下手だと英語は上手にはなりません。公立小学校で英語を学ぶ必要はなく、公立中学でしっかり英語の基礎を日本語で学べば十分です。文法、単語、発音という基礎の上に会話があります。ただし、英文和訳や和文英訳は会話には役立たないので、高校では英語表現を英語で学ぶのが理想です。それができる教師は日本にはほとんどいないので、まずそうした教師を養成することから始めなければなりません。いっぽう大人には大人に適した英語教育があります。少人数クラス、1対1、あるいは独学でも英語は学ぶことができます。仕事で使う道具としての英語は練習量に比例して上手くなるので、どれだけの時間をかけるか、さらに効率良く楽しみながらできる練習方法を知っているかどうかがカギです。時間は1000時間、練習方法はまずアメリカ映画を英語音声と英語字幕で見てシャドーイングします。詳しくは右の電子書籍をお読みください。

2015年7月15日水曜日

IT英語iBooks版

「IT英語」にはiBooks版もあります。6月にリリースされたiOS 8.4からiPhoneでも読めるようになったので、せひお試しください。「IT英語」と検索すると最初に出てきます。なおアンドロイドの方はiBooksがありませんので、今まで通りアプリ版をお使いください。もちろんMac上のiBooksでも読むことが出来ます。

ノック・オン・ウッド

英語で書くとknock on woordつまり木の机や扉を拳骨でたたくという表現ですね。日本語に相当する言葉は「くわばら・くわばら」となります。災厄を避けるおまじない(jinx)です。冥王星に最接近したニュー・ホライゾンという探査機のニュース[^1]を視ていたら、この表現に出くわしました。アメリカ人の科学者といえどもジンクスには敏感です、同じ人間ですから。冥王星はアメリカ人が発見した最初の惑星だったので、デイズニーのアニメにも犬のプルートが出てきます。残念ながら冥王星は今や準惑星に格下げられているものの、アメリカ人はプルート、つまり冥王星に特別な思い入れがあります。この探査機のおかげで、太陽系の最も外側に位置する冥王星の話題がしばらく続くでしょう。日本人としてはチョットうらやましい話題です。

^1: http://www.space.com/29943-new-horizons-pluto-mission-superstitions.html

2015年6月27日土曜日

近未来の日本では

英語はできて当たり前の時代になります。よく、日本では英語を必要としないから英語が上手くならない、という意見を耳にしますね。これはいわばコインの表側を表しています。逆に英語が上手くないから英語を必要とする仕事に就かない、というのが同じコインの裏側です。鶏と玉子の関係とも言えます。ところが日本は観光で食べていく国になりつつあります。製造業の輸出が減った一方で、日本に観光に来る外国人は増えています。日本は治安が良く、食べ物が美味しい上、独自の文化を持つので観光に向いています。では日本に来る外国人の不満は何でしょうか。まず英語が通じないこと、無料のWifiがないこと、そして大都市のホテル代が高いことです。街のパン屋さんで英語が通じるでしょうか。コンビニはどうですか。食べ物はアレルギーの心配があるので、材料を知りたくなります。レストランで英語が通じるでしょうか。観光なら日本人全員にチャンスがあり、大企業が独占できる仕事ではありません。都会だけでなく田舎にもチャンスがあります。例えば台湾には雪が降らないので、北海道の雪は台湾人に人気です。近未来の日本は観光で食べていく国になり、英語ができれば確実に収入が増えます。実は今の日本にも英語が必要な仕事はたくさんあります。確かに日常生活で英語を使う場面はほとんどありません。でもそれは自分でそうした場面を避けているからで、探せば英語を使う状況はたくさんあります。例えば外国人観光客がよく来る店で働くとか、彼らに無料で観光案内をする、あるいは自分の家の部屋を外国人観光客に貸すなどです。1000時間練習すれば誰でも英語を仕事の道具として使えるようになります。通勤時間などを使って毎日3時間やれば1年でこのレベルになります。「日本では英語を必要としないから英語が上手くならない」という言い訳はもう通用しません。日本語ができる人は必ず英語もできるようになります。

2015年6月18日木曜日

話す力

英語で話す力、つまり発信力を高める練習には色々なものがあります。その中での筆者一押しの方法が「独り言を英語で言う」という方法です。筆者自身これで発信力を飛躍的に高めることができました。ふつう話す練習には話し相手が要ります。でも独り言なら相手はいりません。思いつくままに独り言を英語で言うというのがこの練習です。文章に書くと簡単に見えるものの、実際やってみると最初はまったく英語が出てこないでしょう。言いたい事ははっきりしているのに、それに相当する英語表現を知らないため英語がでてきません。最初は誰でもそうです。自分は言葉を習いたての子供だと思って、まず人の話す英語を丸ごと覚えて繰り返しましょう。これをたくさんやると独り言を英語で言えるようになります。大事なのは英語表現をカタマリで覚えることです。「視る、聴く、マネする」の次に「話す」ができます。

2015年6月6日土曜日

中3に英語テスト

文科省はそうとう学生の英語力に危機感をもっているようで、2019年度に全国の中学3年生を対象に英語のテストをする[^1]と言い出しました。この同じテストを中学の英語教師にも同時に受けてもらうと良いと思います。日本人が英語下手なのは英語教育が悪いからです。英語教育の目的を「仕事に使う英語」にしなかったため、英語教育は今でも教科書中心の「読み書き」から始まります。英語は座学ではなく使って体で覚える物です。小さい子には英語の歌を一緒に歌い、英語の絵本を読み聞かせます。英語でも「視る、聴く、マネする」から始めます。その次に「話す」が来て、最後に「読む、書く」を練習します。これは日本語を学ぶのと同じ順序です。

^1: http://mainichi.jp/select/news/20150605k0000e040208000c.html

2015年5月24日日曜日

英語不要論

今でも時々巷の話題になるのが英語不要論です。普段英語で仕事していない人や英語を話す必要がない人にとって、英語が不要というのは当然です。では学校での勉強を除いて、一生で一度も英語を話す必要がない人は日本にどの位いるでしょうか。半分位ですか。統計的には年間で国民の10%に相当する人数が海外に行きます。すると残りの90%は日本にいるから英語を話す必要がないのでしょうか。そうではありませんね。日本にいても海外と取引する人、あるいは海外からの観光客を相手にする人などは英語が必要です。英語不要論を唱える人に英語が上手な人はいません。英語が上手な人は英語を使って活動するので、英語が不要だとは考えません。学校教育で英語を学ぶのは、大人になってから仕事で英語を必要とする可能性が高いからです。巷の英語不要論には「英語ができない人の自己弁護」が含まれている事があるので、その内容はじっくり吟味する必要があります。言語は才能ではなく努力の結果です。練習時間に比例して上手くなるのが言語です。

2015年5月13日水曜日

ボケとツッコミ

アメリカのコメディは一般に一人でやるものなので、二人でやる漫才はありません。いわゆるスタンドアップ・コメディアンという職業が日本のピン芸人に相当します。ボケとツッコミで笑わせる漫才はアメリカにないので、「ボケとツッコミ」に相当する英語表現もありません。「ボケる」という動詞なら「tell a joke」あるいは「crack a joke」で通じます。でも「ツッコむ」という動詞となると良い表現がありません。検索すると「feed one one's lines」という例があります。でもこれは今まで聞いたことがないし、英語表現として検索しても引っかかりません。おそらく「feed one a line」の間違いかと思います。「feed one a line」は、セリフを忘れた俳優にセリフを思い出すためのきっかけとなる言葉を与えることで、日本語の「ツッコむ」とは意味が違います。強いて言えば「talk back straight」(真面目に言い返す)が近いかなと思います。冗句には冗句を返すのがアメリカ式(Wボケ)なので、ツッコミは存在しないようです。

2015年5月2日土曜日

The Infinite Monkey Cage

これは上級者におすすめするポッドキャスト[^1]です。科学の話題を取り上げたラジオ番組で、イギリスのBBCが放送しています。Brian Coxという科学者の名前を聞いたことがありますか。同じくBBCが放送したWonders of the Universeというテレビ番組はご存じですか。このテレビ番組はDVD[^2]にもなっているので、英語と宇宙に興味のある人には最良の教材です。さて、このラジオ番組の方はもっとイギリス向きというか大人向きにできています。英語も速いし、イギリス独特のひねった冗句が多いので、はじめは何がおかしいのかすら分かりません。それでもじっと我慢して番組を3つぐらい聴くとイギリス英語の発音にも耳が慣れてきて、ようやくこの高尚な番組のおもしろさが分かってきます。コメディアンと科学者という組み合わせがこれほど面白いトークショウになるとは驚きです。理系の英語上級者向きです。

^1: https://itunes.apple.com/gb/podcast/the-infinite-monkey-cage/id343580439?mt=2
^2: http://www.amazon.co.jp/Wonders-Universe-DVD/dp/B004XKVPLG

2015年4月29日水曜日

英語で英語表現を教える

文科省は日本の高校生の英語の出来が悪いと言っています[^1]。これはなぜでしょうか。一応高校までの勉強には大学受験という目的があります。でも少子化で大学が定員割れしている日本では、あまり英語を勉強しなくてもどこかの大学には入れます。それに公立高校の英語の「先生」は必ずしも英会話が得意ではありません。英語で仕事した経験がないので、仕事に使う道具としての英語を教えることができません。これは文科省が英語学習の目的を曖昧にしてきた結果です。今になって高校では英語で英語を教えろと言われても、それができる日本人の「先生」は少ししかいません。英語は中学で文法の基本を教えます。文法の基本とは「語順、時制、仮定法」です。英文法は日本語で教えるのが効果的です。高校でもやはり英文法は日本語で教えます。英語で教えるのは英語表現なので、文科省はどうしたら英語表現を効率よく学べるかを教師に教える必要があります。単にALTを採用すれば良いというものではなく、英語教師の育成からやり直す必要があります。英語が下手な英語教師では生徒は困ります。

^1: http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/special/CO015552/20150423-OYT8T50087.html

2015年4月24日金曜日

3rd Anniversary

英語は教師から座学で学ぶ物ではなく、コーチの助けを得て練習し身に付けるものです。日本語なら母親がコーチとして子供の練習相手を務めます。でも英語ならどうでしょう。誰が練習相手を務めるのでしょうか。英語はスポーツと同じで練習量に比例して上達します。もし人間の練習相手がみつからない場合はスマホを使いましょう。Siriの言語を英語にすると本当に会話の練習になります。アンドロイドならEviです。

2015年4月14日火曜日

3年経ちました

このサイトを立ち上げてから3年です。固定費を減らすため無料のブログ・サービスを使い、日本のドメインを取得してURLに使っています。筆者の本職はソフトウェア・エンジニアです。アメリカでアメリカ企業に勤めているため、毎日英語で暮らしています。英語漬けで生きているので、英語で話す方が簡単と思う事もよくあります。もともと2011年の東日本大震災のあと、自分は日本に対して何ができるだろうか、何がしたいだろうかと考えたのがきっかけです。筆者の得意分野である情報技術(IT)の世界では英語が業界の公用語となっていて、シリコン・バレーには世界中から元気な若者が集まってきます。ここで圧倒的に不利なのが日本です。英語が苦手なため、企業としてアメリカに来ても現地の人を使いこなせません。英語を仕事の道具として使うために必要な練習は簡単です。ところが日本の「先生」は必ずしも英語で仕事した経験があるとは限らず、翻訳技術しか知らないという人が大部分です。翻訳は英語で仕事する上で物の役に立ちません。なぜなら英語で会話する時に、いちいち翻訳していたら間に合わないからです。英語を英語のまま理解し想いを素直に英語で表現するには、とても効果的な練習方法があります。筆者はその方法を広める努力をこれからも続けるつもりです。

2015年4月8日水曜日

BBC ワールド・ニュース

ギリシャに行ってきました。アテネだとテレビの地上波で広告付きでBBC ワールド・ニュースを視聴できる事が分かり、とてもうらやましいと思いました。日本では東京でも無料で24時間視聴できる英語のニュースがありません。これがあると英語を聴く練習にすごく役立ちます。時事問題を取り上げるので仕事にも応用できます。もちろんケーブル・テレビなら日本でも可能です。ギリシャは観光立国なので英語は小学生から学びます。中学になるとそれにもうひとつ外国語を学びます。最近はイタリア語やドイツ語に加えてロシア語が人気だそうです。

2015年3月1日日曜日

Big Hero 6

アカデミー賞をもらったアニメ映画の「Big Hero 6」を視てきました。この映画は英語が簡単なので練習に最適です。ただし画面にやたら日本語の看板が出てくるので、ついそれを読んでしまうと英語への集中が途切れる欠点もあります。もともとのコミックは日本が舞台なので、ディズニーとしては完全にアメリカに舞台を置き換える事は控えたようです。なおこの映画の邦題は「ベイマックス」です。これは映画に登場するマシュマロマンみたいなロボットの名前です。

2015年2月27日金曜日

基礎練習極意3

英語のセリフの意味が分かるようになったら、次に俳優と同じ速度で同じ事を言う shadow speaking (影話)という練習をします。最初は字幕を読むだけでかまいません。でも慣れてきたら字幕を消して、耳に入った英語をひたすらそのまま口から出すという練習をします。この影話で英語を英語のまま脳に入れる回路が出来上がります。これはすごく効果的な基礎練習なので、最低でも毎日1時間はこの練習をします。なお日本語の字幕は練習の邪魔なので消します。英語を頭から順に英語のまま理解する回路が頭に出来上がれば、この練習は卒業です。

2015年2月26日木曜日

基礎練習極意2

練習のコツは映画のセリフを真似する事です。文法は後から分かるので、最初はひたすら英語の映画やドラマを英語のまま視て、好きな俳優や歌手のモノマネを練習します。DVDで画面に英語の字幕を出せば、音と文が同時に頭に入るのでとても効果的です。知らない単語は映像を止めて辞書を引きます。これで発音と意味と例文を同時に頭に入れることができます。さらに俳優の真似をして字幕を読みます。俳優と同じような調子で話すのが目的です。さらに字幕を見なくても言えるように何度も練習して、そのセリフを頭の引き出しに入れます。コツはこれだけです。アニメ映画でもかまいません。ディズニーのアニメは表現も簡単なので教材として最高です。映画に出て来る歌もカラオケのつもりで歌えば良い練習になります。

2015年2月25日水曜日

基礎練習極意1

英語で大事なのは知っている単語の数を増やす事です。知りたいのは単語の意味だけではありません。その発音やアクセント、例文や言葉の由来まで含みます。知らない単語は聞き取れないし、話すときに使えません。サッカーのリフティングと同じで、この練習は地味でも長く続けた方が勝ちです。知らない単語に出会うたびに辞書を引いて、その意味と発音とアクセントを覚えます。大きな辞書なら例文や言葉の由来まで説明しているので、音読しながら例文を覚えます。オンラインの無料辞書でかまいません。暗記するのではなく例文を音読して体で覚えます。滑らかに言えるように、例文を口に出して読む事を10回繰り返します。

2015年2月24日火曜日

基礎練習 書く

「読む」で頭の引き出しに入れた単語や表現を使って「想い」を英語の文章にするのが「書く」という行為です。決して和文英訳はしません。前にも述べたように英語と日本語は根っこが違うので、単語と文法だけを頼りに和文英訳しても英語らしい英語にはなりません。機械翻訳がおかしな英語を生み出すのと同じ理由で、和文英訳では「想い」を正しく表現できません。以前に読んだり聴いたりした表現の範囲内で人は表現するので、たくさん本を読む人は表現が豊かになります。

2015年2月23日月曜日

基礎練習 読む

実時間で先頭から順に英語を「読む」には「聴く」能力を使います。英語は表音文字を使っているので、漢字という表意文字に慣れた日本人には壁があります。その壁とは「文字を見ても意味が分からない」というものです。全部ひらがなで書かれた日本語の文章を想像してださい。「えいごをよむのがむずかしいのはいみのてがかりになるかんじがないからです。」こうした文書を理解するには文字を音に直して頭の中で「聴く」という動作が必要です。つまり英語を「読む」には文書を頭の中で音読しなければなりません。

2015年2月22日日曜日

基礎練習 話す

基礎練習の中でも一番大切なのが「話す」です。「話す」ためには「視る」と「聴く」で頭の中の引き出しにしまった単語や表現を使います。実時間で話すために和文英訳はしません。自分の「想い」を言葉に表す一番ぴったりの表現を頭の引き出しから取り出して口にするのが「話す」という練習です。このため「視る」と「聴く」の練習量が足りないと「話す」事ができません。見事にインプットの量とアウトプットの量は比例します。

2015年2月21日土曜日

基礎練習 聴く

「聞く」ではなくて「聴く」です。勝手に耳に入って来るのが「聞く」で、意識して耳を傾けるのが「聴く」です。この練習にはインターネットで英語のラジオを聴くのが一番です。アメリカやイギリスのラジオは日本からでもインターネットで聴く事ができます。またそれ専用のアプリもあるので、スマホで聴くのもアリです。rad.ioとかTuneIn Radioというアプリを試してください。地下鉄などでインターネットが使えない場合は、pod castという手があります。

2015年2月20日金曜日

基礎練習 視る

「見る」ではなく「視る」です。勝手に目に入ってくるのが「見る」で、意識して注目するのが「視る」です。DVDで英語の映画を視たり、インターネットで英語のビデオを視たりして、英語で話す時の声の出し方や体の動かし方を真似します。字幕付きのビデオなら音と意味が同時に頭に入るので、一番効率の良い練習ができます。知らない単語は聞き取れないので、字幕に知らない単語が出たら一時停止して、面倒でも辞書でその単語の意味と発音を調べます。辞書で単語を調べるのは基本中の基本です。オンラインの辞書でかまいません。ネットさえつながれば、どこにいても出来るのがこの練習です。

2015年2月19日木曜日

基礎練習の順番

英語は基礎練習、実戦練習、維持練習の三段階で学ぶのが効果的です。ところで最初の基礎練習には大切な順序があります。それは「視る」「聴く」「話す」「読む」「書く」の順です。「視る」と「聴く」で、まずインプットの練習をします。それから「話す」というアウトプットの練習に移ります。「視る」と「聴く」で頭の引き出しに入れた表現を使って「話す」のがアウトプットです。英文和訳や和文英訳はしません。実時間で話すには和文英訳をしている暇はありません。そのうえ英語は表音文字で書くので、文を流れに沿って「読む」ためには「聴く」能力が必要です。さらに「読む」で頭の引き出しに入れた表現を使って「書く」のがアウトプットです。

2015年2月18日水曜日

身の回りに英語を

短期間で英語を使えるようになるかどうかは、どれだけ練習したかで決まります。身の回りに英語があれば呼吸するように英語を吸収していくのが子供の良さです。大人も子供と同じように身の回りの英語を吸収していく事は可能なので、それには意図的に身の回りに英語を用意する事から始めましょう。例えばAFNを目覚まし代わりに毎朝起きる、スマホは英語に設定して英字新聞を読む、スマホに話しかける言語も英語にする、テレビは英語のドラマやニュースを視るというのは簡単ですね。最初は雑音にしか聞こえない英語も次第に意味のある言葉として聞こえるようになります。いずれ仕事に使う道具としての英語はできて当然の世の中になります。だれでも練習すれば必ずできるようになるのが英語です。

2015年2月1日日曜日

引用とピリオド

英語を使うとまごつくのが引用符の使い方です。まずシングル・クオートとダブル・クオートの二種類があり、さらに文のおしまいに引用が来る場合は、どこにピリオドを付けるか迷います。通常他の人の文や発言を引用する時は、ダブル・クオートを使います。シングル・クオートは、引用した文の中にさらに他の人の文や発言が含まれる時に限って使います。文のおしまいのピリオド等(びっくりマークや疑問符を含む)は、引用したものが文章ならダブル・クオートの中に維持しますし、引用したものが単語や句ならダブル・クオートの外に付けます。文章とピリオド等は一体なので、丸ごと引用するという考え方です。もう既にピリオド等がひとつある場合は、あえてもうひとつピリオドをダブル・クオートの外には付けません。ただし引用符の中に入れていい記号のルールはアメリカ英語とイギリス英語では違うという指摘[1]もあるので、あくまでもこれはアメリカ英語の例として覚えてください。

[1] http://www.dailywritingtips.com/how-to-punctuate-quotations/

2015年1月24日土曜日

英字新聞の見出し

日本語でもあるように、英語でも新聞の見出しは短くするためいろいろ省略しています。たとえば「Berkeley buzzes with filming of Steve Jobs movie」という見出しには冠詞がひとつもありません。それに文章ではないので、おしまいのピリオドもありません。もしこれが文章なら「Berkeley buzzes with the filming of a Steve Jobs movie.」となります。Steve Jobsの映画は既に他にあるので、movieにはtheではなくaを付けます。どの映画の撮影かは特定されているので、filmingにはtheが付きます。新聞の見出しでは冠詞を省略するので、読むときは頭の中で冠詞を補います。見出しだけでは意味が分からない場合もあり、本文を読んではじめて分かることも多々あります。なお上記の見出しにある「Berkeley」は地名で、Steve Jobsを知っている人ならおそらく知っているであろう固有名詞です。英字新聞を教材に使う時は、まず自分の常識が通じる日本の英字新聞から始めるのが簡単です。

2015年1月20日火曜日

シュリーマンの学習法

トロイアの遺跡を発見したハインリッヒ・シュリーマンの伝記『古代への情熱』によると、彼は1822年に牧師の子として生まれ、色々な職業に就きながら多数の外国語を独学でマスターしたとされています。ドイツ人の彼は、英語、フランス語、オランダ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、スエーデン語、ポーランド語、ギリシア語など18ヵ国語を話すことができたそうです。彼の学習法は「非常に多く音読すること、決して翻訳しないこと、毎日1時間をあてること、つねに興味ある対象について作文を書くこと、これを教師の指導によって訂正すること、前日直されたものを暗記して、つぎの時間に暗誦すること」となっています。もし本しか教材がなければこの方法が良いでしょう。でも今はビデオがあるので、外国語の映画をDVDで見ながら、その外国語の字幕を声を出して読むのはもっと良い方法です。それに彼は作文を推奨していて、そのかわり翻訳は学習法に含めていません。また訂正された外国語の作文を暗記するというのは、外国語による表現をまるごと覚えるのに役立ちます。筆者がすすめる「モノマネによる練習」と同じです。100年以上前に活躍した言語の達人が書き残した学習法には、現代の英語練習方法にも通じるものがあります。