ご案内

このサイトでは、シリコン・バレーでアメリカのIT企業に30年以上勤めるMasaが、仕事に使う道具としての英語の習得法をあなたに教えています。英語はスポーツと同じで練習すれば誰でも上手になります効果的な練習方法は知りたい人は、まず右下の無料アプリ「IT英語」をダウンロードして読むか、iBooksにある無料のIT英語」を読むか、あるいは一般の人向けにキンドル本になった「知って得する英語練習法」をキンドル又はキンドル・アプリで読んでください。英語は翻訳するものではありません英語ができる人は日本語と英語のどちらでも言いたいことが言えます。Masaはシリコン・バレーでソフトウェア・エンジニアとして働く一方、英語で英語を教えるアメリカの教育者向けトレーニングも受講し修了しています。英語でさんざん苦労したMasaはあなたが何を間違えているかが良く分かります。文法と単語と発音を知っているだけでは英語を使えるようにはなりません。大事なのは英語表現をカタマリとして覚えることなので、これに役立つ練習方法を手に入れましょう。

2014年4月26日土曜日

仮定法過去

英語の文法で大切なのは、語順と時制と仮定法です。その仮定法の中でも一番よく使うのが仮定法過去です。人に何かを頼む時は、必ず would や could で始まる仮定法過去の疑問文を使います。「Would you show me an example?」とか「Could you pass me the salt?」はご存知でしょう。人にお願いする時に仮定法過去を使うのは、「もし良かったら」という相手へのいたわりの気持ちを表すためです。「もし良かったら、お茶しませんか」と言ってナンパするのと同じです。過去形を使う事で、直接的な表現をより間接的な表現に変えています。それから現実には起きなかったけど、もし起きてたらどうするかという話でもよく使います。「I would vote for it if I had a chance.」というのは「機会があれば賛成したのに」という意味の英語表現です。現実には「機会がなかった」から「賛成しなかった」ということです。「〜たら」とか「〜れば」という動詞の形を日本語文法でも用言の仮定形といいます。「賛成したのに」というのは日本語でも過去形ですね。「機会があったら賛成したのに」とすると英語と同じ形になります。こうした仮定法過去は仮定法使用例の約80%を占めているので、まずこれを練習して身につけましょう。

2014年4月18日金曜日

英語はスポーツ

なかなか分かってもらえないのが、英語はスポーツだという事実です。日本の英語教育では文法と単語の意味を重視するあまり、そうした知識さえあれば英語を日本語と同じように使えると思っている人がいます。かくいう筆者もそのひとりでした。ところが言葉は体で覚える必要があります。「畳の上の水練」という諺が示すように、知識だけでは泳げるようになりません。何度も失敗しながら練習してうまくなる水泳と同じで、英語も練習量に比例してうまくなります。このカラクリを知らない人ほど「すぐ使える知識」を求めて英語学習の本を買い漁ります。でも本を読むだけで練習しなければ、いつまでたってもうまくなりません。英語は本から学ぶ学問ではなく、体で覚えるスポーツです。英語の練習方法に画期的なモノはありません。知らない英語の単語に出くわしたら、日本語の知識を使うため辞書は必ず引きます。英語の映画を英語字幕で視るのも、AFNを毎朝晩聴くのも「当たり前」の練習方法です。覚えた英語表現を使って独り言を言うのも「よくある」練習方法です。それを「1000時間」続けた人だけが英語を仕事の道具として使えるようになります。使えば覚えるし、使わなければ忘れてしまうのが言葉です。毎日少しずつ練習しないと身に付きません。でも練習量に比例してうまくなるので、大人になってから始めても必ず上達します。英語を道具として使うのが目的であれば、英語の練習を始めるのに遅すぎるという年齢はありません。

2014年4月13日日曜日

考えと言葉

よく人に訊かれるのが「バイリンガルは英語と日本語のどっちで考えているのか」という質問です。ところが実は「考えるときに言葉は使わない」のが正解です。頭の中で何かを考える事と、その考えた事を頭の中で言葉に変換したり言葉として口から出す事は違う作業です。頭の中で何かを考えるときには言葉は要りません。ほとんど一瞬で考えが頭に浮かびます。皆さんも何かアイデアを思いついたとき、電灯がパッと点くような感覚を覚えた事がありませんか。人間の子供は生まれてから言葉を話すまで数年かかります。でも2歳の子供が考えて行動しているという事実は、そのくらいの歳の子供を育てた経験のある親なら理解できるでしょう。言葉を持たない犬や猫でも考えて行動してます。考えるという作業自体には言葉は要りません。ところが考えた結果を反芻したり人に伝えるには、言葉として口から発話するか文字化して文章にするという事が必要です。つまり言葉は考えや気持ちを人に伝える手段のひとつです。こうした表現の手段には他にも絵や音楽、歌や踊りといった方法があります。日本語が話せる人は考えや気持ちを日本語の言葉に変換する装置を頭に持っているので、英語を話すには同じように考えや気持ちを英語の言葉に変換する装置を頭に持てばいいのです。考えや気持ちを手がかりに適切な表現を取り出す連想記憶表がこの装置の正体です。そうした連想記憶表に書かれた英語表現を増やすには「数をこなす」のが一番なので、視たい英語の映画をたくさん英語の字幕付きで視ましょう。

2014年4月5日土曜日

起承転結

日本では学校で作文を習うとき「起承転結」という順序を教わります。つまり結論を最後に持ってくるという段落の順序です。日本語だと文の最後で否定か肯定か疑問かが決まるので、日本語に内在する順序とも言えます。このため人の話は最後まで聴かないと意味が分からないし、学校では最後の結論が来るまで我慢強く人の話を聴く訓練をします。ところが英語だとその逆にまず結論から入ります。最初に結論を言ってからその理由付けをするので、だらだらと長い話は人気がありません。英語のこうした順序に慣れてしまうと、なかなか結論が出てこない日本語の話を辛抱強く聴くのは辛くなります。こうしたつかみ所のない話をする人は日本だと珍しくありません。いったい何を言いたかったのか、話を聞き終わってから聴いた人がクビをひねるようでは話として失敗です。特にビジネスの分野では、英語式に最初に結論を言ってからその理由を話す順序の方が時間の節約になります。