ご案内

このサイトでは、シリコン・バレーでアメリカのIT企業に30年以上勤めるMasaが、仕事に使う道具としての英語の習得法をあなたに教えています。英語はスポーツと同じで練習すれば誰でも上手になります効果的な練習方法は知りたい人は、まず右下の無料アプリ「IT英語」をダウンロードして読むか、iBooksにある無料のIT英語」を読むか、あるいは一般の人向けにキンドル本になった「知って得する英語練習法」をキンドル又はキンドル・アプリで読んでください。英語は翻訳するものではありません英語ができる人は日本語と英語のどちらでも言いたいことが言えます。Masaはシリコン・バレーでソフトウェア・エンジニアとして働く一方、英語で英語を教えるアメリカの教育者向けトレーニングも受講し修了しています。英語でさんざん苦労したMasaはあなたが何を間違えているかが良く分かります。文法と単語と発音を知っているだけでは英語を使えるようにはなりません。大事なのは英語表現をカタマリとして覚えることなので、これに役立つ練習方法を手に入れましょう。

2013年12月29日日曜日

エレベーター・ピッチ

15秒で英語練習の基本を説明します。よーいどん!
英語の練習はモノマネが一番です。それには好きな英語の映画を視て、英語の字幕で意味を理解し、セリフで発音を真似します。すると頭の引き出しに英語の表現が貯まるので、話すときにその表現を使います。和文英訳はしません。視る、真似する、聴くができて初めて話すができます。

2013年12月22日日曜日

ハンガー・ゲーム

映画「Hunger Games」を視てきました。続き物で1、2、3とあります。視たのは2でした。1は本を読んだ人から筋を教えてもらい、2も内容を途中まで把握した後の映画館入りです。結論から言うと「英語が簡単」なので、教材にぴったりの映画です。アメリカの中学生から高校生を対象にした英語で、難しい単語は出てきません。1はもうDVDになっているので、内容も面白く英語の教材としてオススメです。前もってWikipediaなどで筋を知っていれば、英語を聴きながら楽しめること請け合いです。

2013年12月14日土曜日

英語の議論

英語では直接的な表現が好まれます。日本語のような婉曲な表現は英語ではあまり使いません。最初に結論を言って、それから何故かを説明するのが英語の順番です。話す時は日本語を英語に翻訳するのではなく、頭を切り替えて直接的な表現を使うと話が通じます。日本語を話す時と英語を話す時で人格が違うという人もよくいます。筆者も英語を話す時はなるべく直接的な表現を使って、分かりやすさを優先します。そのため日本語では遠慮して言いにくい事でも、英語だと簡単に言う事ができます。また英語には敬語がないので会議で年齢に関係なく言いたい事を言う事ができます。このため英語で会議すると日本語より時間が短くて済みます。ただし年配の人は、若い人にこうした直接的な表現で反論されるとびっくりするでしょう。日本語のような遠慮がちな表現では英語の議論はうまくできません。

2013年12月7日土曜日

発音記号

アメリカに25年もいると実に色々な英語の発音を聞きます。ところが日本で習った発音記号通りの発音をする人には出会った事がありません。発音記号はあくまでも目安です。イギリス英語とアメリカ英語で発音が違うのは日本の人もご存知でしょう。ところが同じアメリカ英語でも、カリフォルニアとニューヨークでは発音が違います。カリフォルニアは口を大きく開けて発音する傾向があり、ニューヨークは口を閉じて発音する傾向があります。発音記号が表すアメリカ英語の発音はどちらの発音でしょうか。英語には更にインド英語やオーストラリア英語もあるので「標準の発音」というものはありません。通じる発音なら発音記号通りの発音でなくても良いのです。発音は英語の映画や歌で覚えます。発音記号はアクセントの位置を確認する以外にあまり使い道はありません。日本人ならフォニックスを覚えておく方が実用的です。

2013年11月30日土曜日

おもてなしは英語から

流行語大賞の候補にもなっている「お・も・て・な・し」。その語源は「もてなす」であり、意味は相手を丁重に扱う事だと辞書には出ています。もし英語にするなら"service"とか"treatment"あるいは"entertainment"となるそうです。だから旅館に泊まって受けるサービスは「もてなし」の一種であり、泊まり客が満足する旅館は良い「もてなし」ができる所です。また旅館ではなく庶民の「もてなし」ともなれば、遠来の客に直接の見返りを求めずに食事や宿の世話をするのが日本の一般的な定義でしょう。遠来の客を手厚く「もてなす」のは日本だけでなく、中国やモンゴルにも似たような風習があると聞きます。日本の「おもてなし」が他の国の「guest service」とどれだけ違うかがこれから問われます。値段相応のサービスなら他国と変わりません。もし心のこもったサービスで他国と差別化したいなら、日本語を知らない外国人旅行者でも自由で安全に旅行できる国にする必要があります。それにはまず英語を話せる人を増やすのが第一歩です。7年後にオリンピックを控えた日本の「おもてなしは英語から」と筆者は思います。

2013年11月20日水曜日

1000時間の練習

1000時間の練習というと毎日3時間で1年です。毎日3時間と言うと多いように聞こえますが、通勤に片道1時間かかる人なら往復2時間のあいだ英語を聴く練習ができるので、あと家でやる練習は1時間であり、それほど多くはありません。週末に集中して時間を取れる人なら、丸一日だけ朝から晩まで自分を英語漬けにして12時間稼げます。これで週に27時間取れるので、9ヶ月ちょっとで1000時間になります。つまり忙しい会社員でも約9ヶ月あれば、英語で仕事ができるレベルになります。英語は練習量に比例してうまくなるので、日本語のテレビを視る時間は削って英語の練習に当てます。英語学校に行くだけが英語を使えるようになる道ではありません。

2013年11月12日火曜日

知って得する英語練習法

「IT英語」を一般向けにしたキンドル書籍を出しました。英語練習法のコツを手っ取り早く知りたい人におすすめします。キンドルは有料の本しか出せませんので、価格を100円としました。2万文字の分量で30分あれば読了できます。 Kindle Appでも読めるので、スマホの小さい画面だとキンドル版の方が楽に読めます。

http://www.amazon.co.jp/dp/B00GM9QYF8

2013年11月2日土曜日

オリビアを聴きながら

昔から疑問だったことのひとつに、尾崎亜美が作詞作曲し杏里が歌った「オリビアを聴きながら」という歌にある「Making good things better」という歌詞の意味があります。最近またこの歌を聴く機会があって、その疑問がよみがえりました。そこで調べてみると、アメリカのオリビア・ニュートン・ジョンが歌った歌のひとつに「Making a good thing better」という名前の曲があって、そこから来ているらしいという事が分かりました。ところがこの元歌を聴いてみると実に陽気な曲で、杏里の歌った曲とは正反対の事を言っています。そこで日本の曲の歌詞をじっくり眺めると、この英語の意味が見えてきました。ずばり「努力したのに」です。「出会った頃はこんな日が来るとは思わずにいた。making good things better いいえ済んだこと、時をかさねただけ」という文脈から考えると、これがぴったりです。「愛を育む努力をしたのに、上手く行かなかった」という気持ちが読み取れます。「I was making good things better」という文の「I was」が省略されたものと思います。元歌では「朝のキスもこうやればもっと良くなるのよ」みたいな調子でオリビアが夫か恋人に「二人の生活をより良くしましょうね」と歌いかけています。恋の破綻を歌った「オリビアを聴きながら」とは逆の歌なので、良い対比になっています。長年の疑問が解けてスッキリしました。

Here is the music clip from Youtube Making a good thing better by Olivia Newton-John and its lyrics. Compare with オリビアを聴きながら to see for yourself.

2013年9月19日木曜日

不加算名詞と単位

アプリ「IT英語」はiOS7で動作確認済みです。あまり凝ったコードではないので素直に動きます。

ところで「水をくれ」を英語にすると、give me a cup of water と水の単位を明示しなければなりません。このように常に単位は何かを明らかにするという考え方が日本になかったのはなぜでしょうか。気ばたらきの日本では聞き手が話者の意図を察するので、「水をくれ」といったらコップに一杯の水と考えるのが常識だからでしょうか。また英語にある accountability (説明責任)という言葉が日本になかったのはなぜでしょうか。会話において話者にちゃんと説明する責任があると考えるのがアメリカ式で、聞き手が察するのが日本式です。アメリカだと、分かっている人なら他の人にちゃんと説明できるはずだという期待があるので、知らない事を人に訊くのは恥ずかしい事ではなく良い事とされています。聞き手に話した事以上の解釈を求める日本では、いろいろ質問するのは逆に「察しの悪いやつ」という評判が立ってしまいます。会議で嬉しそうに質問するアメリカ人とめったに質問しない日本人を見ると、言語より文化の違いが共意(communication)の妨げになる心配があります。

2013年9月8日日曜日

日本で英語を使う方法

英語も日本語もサッカーのように普段から練習しないと上手くなりません。インプットの「視る」と「聴く」は映画のDVDを視聴すれば練習になるとして、アウトプットの「話す」と「書く」はそう簡単にはいきません。もちろん一人でも「英語で実況中継」や「英語で独り言」をやればある程度の話す練習にはなります。でもあまり面白くないので続けるには強い動機が必要です。Siriに話しかけるのも限界があります。人に話しかけて話題を膨らませるのに較べると、どうしてもドキドキ感が足りませんし、他の人から新しい英語表現を学ぶ機会がありません。そこで志を同じくする人どうしで集まって、英語で話す練習をするのが一番だと思います。学校でも英語研究会みたいなクラブがあったように、日本人なんだけど英語で話すクラブがあってもいいかと思います。今はSNSとかでそうした集まりを開くのは簡単なので、英語を話したい人が勉強会を開くつもりで、できれば毎日1時間ぐらい英語だけで話す練習をしたいところです。そうした集まりには時々ゲストを呼んで新鮮な話題に触れるといいでしょう。あるいはYouTubeやTEDのビデオを見て、そのテーマについて話し合うという手もあります。そこに英語のコーチがいればなお良いでしょう。

2013年7月26日金曜日

助動詞は気分動詞

英語の must, shall, can, may は日本語だと助動詞と言います。ところが英語ではこれらを modal verbs と言います。なぜ modal かというと、これらは話者の気分を表す動詞だからです。英語の mode は mood と同じく気分を表します。だから助動詞と呼ぶのは間違いで、気分動詞と呼ぶのが正解です。話者の気分を表す動詞だと理解すれば、その使い方にも納得が行きます。

2013年7月17日水曜日

TEFLコース修了

将来プロとして人に英語を教えるために、BridgeのTEFL Educatorコースを受けました。英語を母国語とするか、または母国語に近いレベルで使える人向けに作られたコースです。でも決して難しいコースではありません。恐らくアメリカの高校を卒業していればAが取れるようなコースです。このコースを受けてみて、日本の英語教育がいかに時代遅れかがよく分かりました。日本語を使って英語を教えているようではダメです。でも単純にネイティブと英語で話せばいいという事でもありません。英語を英語で教えるにはそれなりの知識とトレーニングが必要です。もし英語学校に行くなら、TEFLかTESLまたはTESOLなどのコースを終了した先生が教えてくれる学校を勧めます。外国の英語学校だと、こうした修了書を持っていないと英語教師として働けない所もあります。日本はそのあたりが曖昧です。

追記:さらにビジネス英語教育と幼児英語教育について学びました。ビジネス英語教育の知識は今後とても役立ちそうです。

2013年7月14日日曜日

「IT英語」が電子書籍の理由

ITを使って英語を練習する方法を伝えるのが「IT英語」の目的です。読者には「IT英語」を最も必要とするであろう20代のソフトウェア・エンジニアを想定しています。この本のページには他のサイトへのリンクが貼ってあるので、紙の本では不便です。また紙の本として出すだけの販売数も見込めませんので、電子書籍として出版しました。スマホでもタブレットでも読めるし、そのままインターネットを使って英語の練習もできます。配布ルートとしては Apple iTunes Store、Google Play、Amazon AppStoreの3種類があります。世界レベルのソフトウェア・エンジニアになるには英語は必須の道具です。読者の皆様からのご意見、ご要望をお待ちしています。

2013年6月22日土曜日

IT英語 1.3

「IT英語」バージョン 1.3をまずAndroid向けに出しました。左右へのスワイプでページの切り替えができ、またダブルタップでズームインができます。これでiOSとAndroidの間で使い勝手をほぼ同じにしました。本は語句を2カ所直しただけなので、本としては前の版とほぼ同じです。

追記:iOS版も出ました。本の内容はAndroid版と同じです。なぜかiOS版の方がAndroid版の10倍人気があります。なおiPadの画面回転にともなう不具合を修正したため、iOS版のバージョンは1.3.2です。

2013年6月13日木曜日

単語と文法だけでは

筆者はかつて、英語というものは単語と文法を知っていれば使えるものだと思っていました。でもそれは大きな誤解でした。自然言語の文法は有限の文例から帰納されたものです。当然例外があり、自然な言語表現を作り出すには文法だけでは不十分です。さらに言語には文脈があるので、そこから切り離して単語だけ並べても自然な表現になりません。機械翻訳の欠点はこれです。文法的に正しくても意味不明な表現はたくさんあります。極論すると、99%の人は前に聞いたり見たりした表現を組み合わせて使っているだけです。新しい表現を創り出すのは残り1%の芸術家です。だからインプットを増やせば、アウトプットも増えます。自然な英語を話すには、自然な英語をたくさん聴いたり読んだりする必要があります。日本人のほとんどは、日本語の文法など知らずに自然な日本語を話しています。英語でも同じです。ただし大人になってから短時間で身につけるには、日本語の知識を利用して英語を学ぶために辞書を使います。文法には例外があるので、なるべく数多くの文例を体で覚えるのがベストです。単語と文法だけでは言葉は使えません。

言いたい事に対する表現方法は、日本語を話す、英語を話す、歌を歌う、ダンスを踊る、音楽を奏でる、絵を描くなどいろいろあります。表現の引き出しを増やすのがインプットの目標です。英語を話すには、引き出しに入れた表現を取り出して使います。引き出しの数が多いほど表現が豊かになります。

2013年6月1日土曜日

「IT英語」言葉の練習

赤ちゃんが母国語を習う順序は「視る」「真似する」が先で「聴く」「話す」「読む」「書く」が後です。社会人は学生と違って昼間は仕事で忙しいので、通勤時間とか休日などに小間切れの時間で英語を練習することになります。でも基本は「視る」「真似する」から入り「聴く」「話す」「読む」「書く」になります。 日本の受験英語ではいきなり「読む」「書く」から始めるので、これでは会話は上達しません。「視る」「真似する」は大人にも必要な練習です。この練習方法を下から積み上げて行く山形のモデルで説明すると、その土台に当たるのが「想い・願望・動機」です。下のインプットで覚えた表現を上のアウトプットで使います。英語による表現の引き出しを増やすのが練習の目的です。

2013年5月30日木曜日

IT英語 1.2

「IT英語」をバージョン1.2に更新しました。iOSとAndroidの両方で拡大倍率を維持し、ページの切り替えで倍率のリセットが起きないようにしています。さらにiOSでは拡大時でも大きめのスワイプでページを移るようにしました。このためiOSはAPIの都合上5.0以上のみサポートします。内容面では、言語の習得過程を説明する図と表現の引き出しを表す図を「言葉の練習」に追加しました。その他文章を読みやすくするための変更をしました。

2013年5月24日金曜日

英語の不思議その1

英語の辞書を引くと、時々語源がラテン語とかギリシャ語とされるものに出くわします。またフランス語から来たとされる言葉には obtain とか bureaucracy のように教科書的な臭いがします。日本語にある漢語のようなものです。中学以来ずっとこれが不思議でしたが、先日ついにその謎が解けました。英語の歴史について調べたら、英語の先祖とされる古い英語(アングロ・サクソン語)はもともと西ドイツ語系の言語で、それにフランス系の征服者がもたらしたラテン語系の言葉が加わり、ギリシャ語やヒンズー語も混じって今や何でもありの状態になっている事が分かりました。英語には「これが標準英語」というものがありません。何でも吸収してしまうので、日本語からも kamikaze とか sensei という言葉が英語になっています。また時代とともに発音が代わり、昔は発音していた know の k も今やただの飾りです。綴りと発音が1対1でないのも英語の特徴です。色々な国の言葉が混ざったので、綴りと発音の規則は例外だらけになっています。さらに昔の僧侶が古文書を書き写す時に間違えたため、物によりひとつの単語で複数の綴りが存在します。例えば hiccup は hiccugh とも書きます。発音は同じです。英語では綴りにあまり規則性がないので、漢字の書き取りのように綴りの練習があり、spelling bee といって小学生が参加する全国大会まであります。例外だらけの英語の綴りを覚えるのはアメリカ人にとっても一苦労なのです。ですから日本人の我々が英語の綴りで悩むは当然です。堂々とスペル・チェッカーを使いましょう。

2013年5月8日水曜日

英語教育改革その2

中学校では日本語で英語を教えます。高校では英語で英語を教えます。大学では英語で専門科目を教えます。なぜでしょうか。それは英語を道具として使うためです。英語は学問ではありません。知識だけあってもダメなんです。英語はむしろサッカーのようなスポーツです。頭ではなく体で練習して覚えるものです。言葉は使って始めて価値があります。それには学生の場合、普段から学校で使わなくてはいけません。そのために高校からは英語で教育します。日本語で英語を教えている内は英語をしゃべれるようにはなりません。英語で30年苦労した筆者が言うのですから間違いありません。空気を呼吸するように英語を使って、言いたい事を言いたい時に言える様になるのが英語教育の目標です。大学生になったら専門科目は英語で学びます。政治、歴史、経済、工学、科学などを英語で学んでおけば、世界中どこにいっても働く事ができます。言い換えると、日本にいても世界のどの国の企業とも互角に戦えるようになります。勿論そのためには、英語で英語を教えたり、英語で専門科目を教えられる先生が必要です。日本にいなければ、海外から来てもらう必要があります。

2013年4月30日火曜日

英文法のコツ

細かい文法は英語を話すのに不要だと前に書きました。では英語を話すのにどの文法だけ押さえておけばよいでしょうか。それは語順、時制、冠詞の三つです。英語は日本語と違い主語、動詞、目的語の順に発話します。中学で習ったSVOです。この順番を崩すと相手は英語として理解できなくなります。日本人はつい目的語から言い始めてしまうので、必ず主語から始める練習をします。I とか You とか They とか It などよく使う主語から始めて、ひと呼吸の間に次に続く表現を頭の引き出しから引っ張り出して言えば間に合います。次の時制は実は英語だけでなく日本語にもある概念です。なので時間軸に沿って考えれば納得できます。今を基準にいつの話をするのかが時制です。過去に1回起きた事か、複数回起きた事か、今でも続いていることか、過去のある時点まで続いていた事かを表すのに、過去形、現在完了形、現在完了進行形、過去完了進行形を使います。これも一応中学で習ったことです。最後の冠詞は日本語にない物なので、意識して使わなければなりません。英語では名詞を数えられる物とそうでない物に分けて考えます。数えられるものには冠詞を付けます。任意の物には不定冠詞を、既知の物には定冠詞を付けます。ただし同じ単語でも、意味によって加算名詞として扱う場合と不加算名詞として扱う場合に分かれるものがあり、辞書を引くとその差が分かります。日本語にはこの加算名詞という発想がないので、英語を話す場合は冠詞とその後に来る名詞に何を選ぶか注意します。不特定多数の加算名詞には冠詞を付けません。迷ったら冠詞の代わりに his とか her を付ける手もあります。

2013年4月6日土曜日

英語が身に付く

日本語はもともとの大和言葉と輸入した中国語との混合なので、いろいろ意味不明の表現があります。たとえば「身に付く」という表現です。辞書によれば、「知識や技術を自分のものにする」という意味です。例として「早寝早起きが身に付く」とあります。それならば「英語が身に付く」というのはどういう事でしょうか。身に付くのは知識や技術です。では英語のどんな知識や技術が身に付くのでしょうか。「身に付く」という述語の主語には動作を表す名詞が必要なので、主語が「英語」だと動作が不明です。言語を身に付けるというのは、好意的に解釈すれば「流暢にしゃべれるようになる」という意味かと思います。なので「英語が身に付く」というのは「英語を流暢にしゃべれるようになる」という事だと仮定しましょう。するとテキストを読んだりCDを聴くなどのインプットの練習だけでは不十分で、アウトプットの練習が必要です。そこで、ある大学の英語の先生は歩きながら自分に英語で周りの出来事を実況中継をするそうです。なるほど、これなら「英語で独り言を言う」という筆者の練習方法と似ています。日本では英語を話す機会があまりないので、聴く人がいなくても自分から英語を話す練習をします。それが「英語を身につける」一番の方法です。

2013年3月26日火曜日

英語教育改革

大学入試のためだけにある受験英語という壮大なムダをなくすには、良い方法があります。それは英語試験のかわりに、TOEFLの点数を英語の成績として使う事です。英語には共通一次試験も要りません。高校でTOEFLを(複数回)受けさせて、その点数をもとに他の科目の試験結果と合わせて各大学が合否を決めれば良いのです。TOEFLは全世界共通なので、入学後に大学生が海外に留学する時にも役立ちます。受験英語のかわりにTOEFLの点数を使えば、日本人の英語力はグンと上昇します。ガラパゴス化した受験英語はやめて、世界レベルで使えるTOEFLを大学入試に使いましょう。文法は中学3年間で十分習いました。高校では英語のみで英語を教えます。英語を使う練習のために、上位の大学では英語で専門科目を教えましょう。今やインターネット上のページは80%が英語です。英語を使わないという事は、その80%の情報に目をつぶるという事です。

2013年3月12日火曜日

どうしてALT?

Assistant Language Teacher (ALT) をご存知ですか。日本の学校に、税金で海外の英語圏から来てもらう英語教育のお手伝いさんをこう呼びます。これはつまり学校の先生に英語を教える力が足りないという事を文科省が認めているわけです。2007年の日本の調査によると公立高校の英語教師の約半数はTOEICを受けた事が無く、また約半数は730点に満たなかったそうです。つまり日本の英語教師は英語を話せないというのが実情です。そうした人から英語を習って話せるようになるわけがないので、先ほどのALTが登場します。英語の教師は最初から最後まで英語を話さなければいけません。細かい文法などどうでもいいのです。皆さんは日本語の文法を学校で習う以前にすでに日本語を話していました。習うより慣れろとは英語のためにあります。どうせ例外がある文法を暗記するのではなく、毎日英語を使って体で覚えるのが近道です。英語は聴くと話すが基本の能力であり、モノマネで覚えます。受験英語は一歩海外に出たら何の役にも立ちません。そんな事に時間とお金を使うのはもう止めましょう。

2013年2月21日木曜日

オーディオ・ブック

英語を聴く練習にはオーディオ・ブックも役立ちます。オーディオ・ブックとは本の朗読が入ったCDのことです。日本語は漢字を使ううえ同音異義語が多いので、本を朗読で読む習慣が一般の人にはありません。でも英語は表音文字なので、文字を読むためには一度頭の中で音読しなければなりません。そのため本を朗読で読む人が多く、商品としてのオーディオ・ブックが発達しています。実際ほとんどのベストセラーは朗読で読む事ができます。オーディオ・ブックが英語を聴く練習に良いのは、知らない単語に出会ったら元の本でその単語を確認できることです。つまり文字が音に変換される現場に立ち会うことができます。日本でも英語の本は簡単にアマゾンから買えるようになりました。オーディオ・ブックも売っていますので、人気のハリーポッター・シリーズなどが良い教材になります。ある程度英語が言葉として聞こえるようになったら、好きな本のオーディオ・ブックに挑戦してみて下さい。電車通勤の時間がこの練習にはうってつけです。同じ本を何度も聴くことで耳が英語に慣れます。知らない単語が減るにつれ、文字を読むよりも楽にオーディオ・ブックの英語を理解できるようになります。また聴いた英語は自分で真似してみましょう。心に残るセリフを覚えておけば後で会話の時に役立ちます。

2013年2月9日土曜日

冗談

英語でシャレを言ったり冗談を言うのには高度な技術が要ります。言葉の意味と音を良く理解している上に、時事問題への知識が必要です。日本でよくある自虐ネタは話者への信頼を失わせるので、ビジネスの場では使いません。湿った笑いとか苦笑を呼ぶような「情けない話」も私的な場だけにしてください。ではビジネスの場でどんな冗談を言えばいいでしょうか。もちろん下ネタは厳禁です。その場にいる人に「こいつは目の付けどころがいいな」と思わせる話や、みな心の中で思っているけどあえて言わない話などがおすすめです。たとえば「映画館で売ってる飲み物は高いよね。映画館で一番利益率が高いのは何だか知ってるかい。水だよ。ボトル入りの。だから僕は映画館にいく時は必ず水のボトルを持って行くの。空港じゃないから、荷物検査なんてないしね。」というのはいかがでしょう。空港での荷物検査はよく冗談のネタになります。テロを防ぐために必要だけど、煩わしいのが本音ですから。また「映画館で一番利益率が高いのが水だ」という話は、ビジネスマンには大受けです。冗談は言い方がとても大事なので、滑らかに言えるように普段から練習しておきます。人から聴いた話ではなく、自分で本当に思っている事を冗談にするのがコツです。筆者ならこれに加えて「でも独身の男性が彼女と映画館に行く時は気を付けてね。ケチなやつだと思われて振られても僕のせいじゃないよ。」と付け加えます。みな心の中で思っているけどあえて言わない話が良い冗談のネタになります。

2013年1月24日木曜日

正しい英語

「正しい英語」とは何でしょうか。それは「正しい日本語」について考えれば分かります。あなたは「正しい日本語」をしゃべっていますか。通じる日本語ということですね。意味不明な日本語は正しくありません。パソコンで英語を翻訳するとよく意味不明な日本語になります。これは「正しい日本語」ではありません。同様に「正しい英語」とは通じる英語ということです。パソコンで日本語を英語に翻訳すると出て来る意味不明な英語は「正しい英語」ではありません。でも通じる英語ということなら世の中に色々あります。ところで、本当は「Good bye」とは言わないとか「What time is it now?」は「正しい英語」ではないという主張を耳にします。もしこれらが英語として通じないという意味ならこの主張は誤りです。どちらも問題なく通じる英語です。これを確かめるにはインターネットで検索すれば分かります。仮にこれらがアメリカで一般的でないという主張なら理解できます。でも「正しい英語」ではないというのは誤解を生みます。残念なことに、こうして不安をあおる本や学校の広告を最近よく目にします。アメリカで一般的な表現だと、前者は「See you (tomorrow)」であり後者は「Do you have the time?」です。でもこれは些細な違いで、重箱の隅を突くような話です。どちらでも英語として通じるし、通じる英語なら何でも良いのです。同じ事を言うのに複数の言い方があるのは日本語も英語も同じです。「さよなら」も「お先に」も「また明日」もすべて正しい日本語です。英語にもこうした複数の「正しい」表現があります。もし不安ならその場で検索してみましょう。

2013年1月11日金曜日

英語を読もう

ITの世界は進歩が速く、iOSだとその解説本が日本語に翻訳されたと思ったらもう次のiOSバージョンが出ています。翻訳には普通1年程度かかるので、日本語の本しか読まないと毎年更新されるiOSなどいつまでもひとつ前のバージョンしか使えません。オープン・ソースの世界はもっと大変です。解説本がなく英語のドキュメントしかない場合、ひたすら英語を読まないと使えません。でも英語を読む場合にコツがあります。それは段落の最初の文章だけを読むという速読法です。英語だと段落の頭にまず結論を書くので、これでどの段落に何が書いてあるのかを掴んでから、次に自分の知りたい段落を丁寧に読みます。練習の時は知らない単語を飛ばしてはいけません。面倒でもちゃんと辞書で意味と発音を調べてから、ドキュメントにある文章ごと例文として音読して覚えます。こうしたドキュメントを書く人は決まった単語を使う傾向があるので、一度辞書で調べておけば次にまた同じ単語が出た時すぐ意味が分かります。下手な翻訳を読むより元の英語を読むほうが早いし、誤訳もありません。

2013年1月1日火曜日

N対M

当然ですが、英語と日本語は単語レベルで1対1対応になっていません。例えば英語の「mind」は辞書によると日本語の「心」「精神」「理性」「知性」「考え」「記憶」という名詞に相当します。それとは逆に日本語の「気持ち」を辞書で調べると「feelings」「mood」「wish」に相当します。英語の「mind」と日本語の「気持ち」は、ともに説明するのが難しい言葉です。辞書が教える単語は近いけどドンピシャリではありません。その意味で英語と日本語はN対Mの関係にあります。英語の単語ひとつが複数の日本語に相当し、また日本語の単語ひとつが複数の英語に相当します。このため自分の言いたい事を英語で言う場合、単語レベルではなく一段下がった「想い」のレベルから英語で表現します。自分の引き出しに蓄えた表現からその「想い」に一番近いものを選んで、口から出すというのが英語を話すという作業です。言いたい事は脳の中にあります。それを言語化して外に出すのが発話です。